鰹乃國の湯宿黒潮本陣

温泉/温泉浴場

鰹のタタキを味わい、太平洋を望む露天風呂で疲れを癒やす

高知県中西部、土佐湾を望む高台にある温泉宿。中土佐町久礼(くれ)は漁師町として栄え、マンガ『土佐の一本釣り』の舞台で知られる。おいしいカツオのタタキ料理と絶景露天風呂をセットにした日帰り旅が人気だ。

「鰹の藁焼きタタキ」作りの伝承活動が評価され、高知県から「土佐の料理伝承人(でんしょうびと)」に選定されている} 「鰹の藁焼きタタキ」作りの伝承活動が評価され、高知県から「土佐の料理伝承人(でんしょうびと)」に選定されている

カツオのタタキを自分で作る藁焼き体験

黒潮本陣は土佐湾を望む高台にある一軒宿。併設された「黒潮工房」では、4月から10月まで本格的な藁焼きカツオのタタキ作りが体験できる。指導員が付き添いながら、カツオまるごと1本をさばいて作る「中級コース」、さばいたあとの節を焼いて作る「初級コース」がある。春に土佐沖を北上する上りカツオはほんのり甘く、秋に土佐沖を南下する戻りカツオは脂がのってトロ味になる。藁焼きタタキを一度食べると、これ以外のタタキは食べられなくなるというほど、新鮮で香ばしい本場の味。できあがったタタキは、その場で味わうことはもちろん、パック詰めにして持ち帰ることも可能。潮風に吹かれながら雄大な太平洋を前に、できたてのタタキを味わうのは格別な体験だ。1か月前から予約を受け付けている。

豪快に立ち上る炎で炙る} 豪快に立ち上る炎で炙る

香ばしい藁の香りがついた皮はパリッと温かく、中身はレアでとろける食感} 香ばしい藁の香りがついた皮はパリッと温かく、中身はレアでとろける食感

七輪で焼いて海の幸を満喫

食事コーナーでは、地元で獲れた旬の地魚を七輪で焼いて食べる「干物定食」も人気が高い。各自七輪が用意され、炭火で好みの焼き加減で味わうことができる。脂がのったアジの干物などよく知られた魚のほかにも、鰹の「ハランボ(腹)」や「チチコ(心臓)」など、珍しい部位も提供される。もちろん、鰹の藁焼きタタキも、注文を受けてから焼くため、できたてを定食で味わえる。ほかにも朝獲れの新鮮なアジやウルメの刺身など、その時季ならではの旬の魚介や農産物を使った料理が多数用意されている。

潮風を感じながらテラス席でも食事ができる。自分で焼く「干物定食」(1050円)はリピーターが多い} 潮風を感じながらテラス席でも食事ができる。自分で焼く「干物定食」(1050円)はリピーターが多い

館内にはカツオを使った加工品や高知のお土産物が並ぶコーナーも} 館内にはカツオを使った加工品や高知のお土産物が並ぶコーナーも

太平洋を一望できる「汐湯」の露天風呂が名物

地元のうまいものを食べたあとは、雄大な太平洋を見渡せる絶景のなか、熱い湯に浸かりたい。黒潮本陣名物の露天風呂は、太平洋から汲み上げた海水を沸かした「汐湯」。ミネラルたっぷりのお湯はサラリとしたなめらかな肌触りで、湯上がりはしっとり。体の芯から温まってポカポカが続く。波の音を聞きながら、「土佐十景」のひとつに数えられる「双名島(ふたなじま)」や、満点の星などの絶景に囲まれて湯に浸かれば旅の疲れも癒やされる。冷泉を沸かした大浴場は、白御影石風呂と錆石風呂の2つがあり、日ごとの男女入れ替え制で利用できる。全室オーシャンビューの宿泊施設もあるが、カツオ料理と温泉をセットにして日帰り旅を楽しむ人も多い。

土佐湾を見渡せる高台に立つ本館} 土佐湾を見渡せる高台に立つ本館

解放感満点の露天風呂。ここから眺める日の出も美しい} 解放感満点の露天風呂。ここから眺める日の出も美しい

内風呂も見晴らしがいい} 内風呂も見晴らしがいい

スポット詳細

住所
高知県高岡郡中土佐町久礼8009-11 map map 地図
電話番号
0889523500
時間
10:30-16:00/18:30-20:00
[木]18:30-20:00
休業日
第2木
料金
【入浴料】
[大人]600円
[3歳-小学生]300円
駐車場
あり(70台)
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯)
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
あり
コンセント口
あり
喫煙
平均予算
【昼】1,001-3,000円
滞在目安時間
60-120分
車椅子での入店
乳幼児の入店
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

クチコミ

  • 部屋良し、料理良し、景色よし
    5.0 投稿日 : 2017.09.07
    部屋良し、料理良し、景色よしです。スタッフの対応も堅苦しくなくフレンドリーで、また来たくなるお宿です。
  • 海の景色が抜群の温泉
    4.0 投稿日 : 2017.02.06
    国道56号線の土佐久礼(とさくれ)から、県道25号線へ入り、久礼漁港前を過ぎると高台に、この施設への入り口があります。宿泊所(ホテル)としても有名ですが、日帰り入浴としても利用が可能です。施設の場所が高台に位置しているため、太平洋とその黒潮、そして久礼漁港が温泉から一望できます。温泉に入りながら、これだけの景色を楽しめるところは日本でも数少ないです。

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アクセス

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