久礼大正町市場
新鮮なカツオを味わえるノスタルジックな漁師町の食べ歩き天国
漁師町として全国初の文化的景観に選定
青柳裕介さんの人気漫画『土佐の一本釣り』の舞台で知られる土佐久礼(とさくれ)。高知県西部の中土佐町にある港町で、高知市中心部から車で約1時間、JR土讃線特急で約50分。迷路のように入り組んだ小さな路地や、漁船が停泊する入り江近くの家屋では、玄関前に魚をさばく流し台があったりと、昔ながらの漁師町の風景が残されており、全国で初めて2011年(平成23)に国の「重要文化景観」に選定された。どこか懐かしくホッとできる町の雰囲気が魅力だ。そのなかで近年観光客の人気を集めているのが、明治時代から地元の台所として賑わっている「久礼大正町市場(くれたいしょうまちいちば)」。漁師の魚と農家の野菜などを物々交換し始めたことが起源といわれている。
旬のおいしいものが勢ぞろい
市場のアーケードがあるのは、JR土佐久礼駅から歩いても5分ほどの場所。2003年(平成15)にリニューアルして明るい木造アーケードになった。間口は小さいけれど派手なカツオの看板が目印だ。40mほどのアーケードには、漁師のおかみさんの露店が並び、新鮮な魚や干物を買うことができる。魚以外にも旬の果物や野菜、芋てんや天ぷら、寿司や総菜など、おいしいものがズラリ。クーラーボックス持参で出かけるのがおすすめだ。こぢんまりとしたアーケード内は活気ある掛け声が飛び交う。
新鮮な魚をその場で味わえる
フリースペースの休憩所「ぜよぴあ」があるので、その場で買った魚を刺身にさばいてもらってすぐに味わうことができる。「メジカの新子」とよばれるマルソウダガツオの生後1年未満の幼魚は傷みやすいため、ほとんど流通されない貴重な魚。もちもちした独特の食感を目当てに県外からも多くの人が訪れる。獲れる時期も8~9月と短いため、久礼大正町市場の夏の名物だ。醤油に仏手柑(ぶしゅかん)という酢みかんの汁を加えて味わうと最高だ。一本釣りの町ならではのカツオの藁焼きも絶品。4~5月の「初鰹」の時期と10~11月の「戻り鰹」の時期なら、塩とニンニクで味わう藁焼きタタキがおすすめだ。
スポット詳細
- 住所
- 高知県高岡郡中土佐町久礼6372-1 地図
- エリア
- 須崎・久礼・梼原エリア
- 電話番号
- 0889591369
- 時間
- 10:00-15:00頃(店舗によって異なる)
- 休業日
- 店舗によって異なる(水定休日が多い)
- 駐車場
- あり(30台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 店舗によって異なる
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
- 【昼】1-1,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- ペットの入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 食べたり飲んだり
- カツオの刺身が食べたくて立ち寄りました。新鮮なカツオでの刺身は高知ならでは。一番奥の田中鮮魚店さんで魚を選び、その前の食堂でいただくシステム。ごはんとみそ汁、漬物セットをつけて定食にしました。選ぶ切り身が大きかったので、たたきと刺身と両方食べたいが量が多いことを伝えると、希望通りの量にしていただけました。ありがとうございます。写真の通り、ピカピカの刺身に大満足です。パンフレットもしっかりし...
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- メジカの新子をもとめて
- 8月の中旬から9月までしか食べれないメジカの新子(ソウダガツオの稚魚)を求めて訪れました。とても足の速い魚で漁港の近くでしか味わえない幻の刺身です。日曜日に訪れたこともありかなりの行列でしたが、なんとか食べることが出来ました。独特のモチモチっとした食感で仏手柑の爽やかさが足されて、めちゃ美味い♫長時間並んだ甲斐がありました。
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- 久礼大正市場 ⇒ レトロ商店街で鮮度抜群の刺身を山盛りにする
- 久礼大正市場(くれたいしょういちば)は、高知県高岡郡中土佐町久礼(こうちけんたかおかぐんなかとさちょうくれ)にある商店街だ。木造のアーケードに鮮魚店や野菜や果物、惣菜店が並ぶ。買った魚や干物を、そのまま市場の食堂に持ち込んで食べることもできる。このレトロな雰囲気が観光客に大ウケ。久礼といえば大正市場、という観光拠点になっている。火事で一帯が焼失した際に、大正天皇から復興費が届けられたこと...
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