網焼きレストラン見蘭

焼肉/ホルモン

5.0

萩エリア

やわらかい霜降りの萩のブランド牛「見蘭牛(けんらんぎゅう) 」

萩市特産品のブランド牛「見蘭牛」は、希少な和牛原種の血統を受け継いだ極上品。自社牧場の特産牛を販売する「みどりや」が営む「網焼きレストラン見蘭」で、見蘭牛の魅力を心ゆくまで堪能しよう。

繊細な脂とやわらかな食感を味わえる「見蘭牛」

「見蘭牛」は、日本の在来種である「見島牛(みしまうし)」と、オランダ原産のホルスタインを交配させたブランド牛。「見島牛」は萩沖約45kmに浮かぶ見島で飼育されており、離島のため多品種と交わることなく日本在来牛の純血と原型を保ち続ける貴重な牛だ。その希少価値の高さは、日本で唯一の「純粋和牛見島牛」として天然記念物にも指定されるほど。そんな「見島牛」の血統を受け継いだのが「見蘭牛」だ。もともと「見蘭牛」は、「見島牛」の種の保存と利用を目的として、萩屈指の精肉会社「みどりや」と、名古屋大学が一体となったプロジェクトチームにより誕生した。現在では「みどりや」の直営牧場で約300頭余りが肥育され、霜降りのやわらかな肉質と香り高い味わいが、多くの肉好きたちを魅了している。

余分な脂が落ちて、ヘルシーでうまみが凝縮される網焼き

「見蘭牛」は「みどりや」の直営店「網焼きレストラン見蘭」で味わえる。自社牧場から届く新鮮な牛肉は、すべての部位に熟成やカット方法を駆使し、つねにベストな状態で提供できるように工夫されている。霜降りの脂のうまみを味わうなら、素材の良さがダイレクトに感じられる網焼きがおすすめ。ここでは各テーブルに炭火を使った網焼き用のロースターが配され、好みの焼き加減で楽しめる。網の上に載せた瞬間に肉汁があふれ出し、上質な脂の甘い香りに食欲も急上昇する。「見蘭牛」は「見島牛」から受け継いだ和牛の原種ならではの濃厚なコクとうまみがあり、口当たりもまろやか。なかでも、おすすめは表裏5秒ずつサッと焼くだけでOKの「10秒ロース」。赤身肉のしっかりとした味わいと、嚙むほどにまろやかな肉本来のおいしさが楽しめる。

「見蘭牛特選5点盛り」4400円。右上から時計回りに、上カルビ、ハラミサガリ、中落ち、ヒレ、ロース

窓際席は大きな窓から庭の緑が見えてすがすがしい

「見蘭牛」を生み出した「みどりや」は、自社牧場で育てた特産牛を販売するかたわら、「網焼きレストラン見蘭」をはじめとする直営のレストランやショップも運営。牧場直売店の「みどりや本店」は「見島牛」や「見蘭牛」はもちろん、牧場直送の新鮮な肉を使った自家製ハムやソーセージを販売している。コロッケやメンチカツなどの手作り総菜や弁当なども評判だ。また、人気スポットの「道の駅萩往還」内には、「見蘭牛」を使用したハンバーグの店「見蘭牛ダイニング玄」がある。「見蘭牛」のおいしさをギュッと詰め込んだ人気のハンバーグは、味も食感もほかとは別格で、一度食べるとやみつきに。テイクアウトのコーナーもあり、コロッケや牛串など、気軽に萩のブランド牛の味を楽しめるのもうれしい。

「網焼きレストラン見蘭」と「みどりや本店」は同じ敷地内にある