鳥取砂丘 砂の美術館

美術館

一期一会のアート、砂像がつくり出す壮大な世界に遊ぶ

世界初の「砂」を素材にした彫刻作品を展示する屋内美術館。毎年新しいテーマで砂像を制作しているので、来るたびに一期一会の出合いが待っている。ダイナミックで、繊細な砂像の造形美を堪能したい。

第13期の展示はチェコ&スロバキア編。プラハ城などを配した高さ10m、幅22mの作品がメインとなった 第13期の展示はチェコ&スロバキア編。プラハ城などを配した高さ10m、幅22mの作品がメインとなった

コンセプトは「砂で世界旅行」

世界で唯一、砂の彫刻「砂像」を展示している砂の美術館。鳥取砂丘の東側にあり、砂丘入り口から徒歩約10分と近い場所にある。砂像彫刻家兼プロデューサーの茶圓勝彦氏が総合プロデュースを務め、各国から砂像彫刻家を招き、世界最高レベルの砂像を展示している。2006年(平成18) にオープンし、3年後の第3期展示からは「砂で世界旅行」をテーマに、欧米、アジア、アフリカなどの名所や歴史を砂像で表現してきた。

メインゲートにあるウェルカム砂像も会期ごとに作り変えられる メインゲートにあるウェルカム砂像も会期ごとに作り変えられる

はかなくも美しい砂のアート

2階の展示室に足を踏み入れると、吹き抜けの大きな空間に壮大な砂像の世界が広がる。第13期展示のチェコ&スロバキア編では、10か国17名の世界トップクラスの砂像彫刻家が作品を制作した。テーマは「盛衰の歴史と神秘の残影を訪ねて」。2国の歴史、文化、伝承、自然などを題材に華やかで神秘的な世界観が表現された。砂の美術館では毎年テーマを変えて制作、展示を行っているので、会期が終われば砂像はもとの砂山に戻る。限られた時間だけ存在する砂像は、はかなくも美しく輝き、彫刻家たちはその創作に情熱を注ぎ込むのだ。

第13期展示では茶圓氏の指揮の下、各国の砂像彫刻家により19作品が制作された 第13期展示では茶圓氏の指揮の下、各国の砂像彫刻家により19作品が制作された

砂像の材料は古砂丘の砂と水だけ

展示場全体の雰囲気がつかめたら、次は砂像一つひとつをていねいに観て回りたい。砂像を作るのに使っているのは、砂と水だけ。その砂は10万年以上前の古砂丘の砂だ。砂と水を木枠に流し込み、圧力をかけ、土台を作る。凝固剤や軸などはいっさい使用していない。そして彫る作業では重力との闘いだ。削っても崩れない限界を見極めながらの繊細な作業が続く。砂は乾燥すると強くなり、完成後のメンテナンスはほとんど必要ないという。砂像を近くで見れば見るほど、その緻密さに驚かされる。館内は写真・ビデオ撮影もできるので、砂のアートをいろいろな角度から眺めて写真に収めたい。

今にも飛び出してきそうな騎士と馬。戦いの場面を再現した躍動感ある作品 今にも飛び出してきそうな騎士と馬。戦いの場面を再現した躍動感ある作品

中欧の野生動物を描いた作品。奥行き、陰影を砂で巧妙に表現している 中欧の野生動物を描いた作品。奥行き、陰影を砂で巧妙に表現している

展望広場から雄大な砂丘を遠望

見学の最後に3階の回廊から屋外に出て「展望広場」へ。広場からは鳥取砂丘と日本海が一望できる。特におすすめなのが夕景。刻一刻と色を変えてゆく自然の景観に思わず時を忘れることだろう。毎年訪れても新しい作品に出合えるこの美術館。2022年(令和4)のテーマはエジプトになるという。新たな砂像準備のための休館期間もあるので、事前に会期日程の確認を忘れずにしておきたい。

「展望広場」から眺める鳥取砂丘。夕景の美しさに息をのむ 「展望広場」から眺める鳥取砂丘。夕景の美しさに息をのむ

スポット詳細

住所
鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17
電話番号
0857202231
時間
[平日・日]9:00-16:00(最終入場15:30)
[土]9:00-18:00(最終入場17:30)
休業日
2022/1/4より休館(次期準備期間の為)
※詳しくは砂の美術館公式ホームページ(http://www.sand-museum.jp/)をご確認ください
料金
【入館料】
[一般]800円
[小・中・高校生]400円
駐車場
あり(美術館30台、展望駐車場180台)
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX)
備考
※土の営業時間は当面9:00-17:00(最終入場16:30)とさせていただいております。いつ頃まで変更となるか未定です。

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 「定番」以外の鳥取みやげを求めたい方にも
    5.0 投稿日:2020.01.03
    11月に友人をこちらに案内しました。砂の美術館と同じ敷地内にあるので、美術館の見学後にこちらに立ち寄ることも可能です。売店のスペースはそこそこ広く、鳥取の土産物だけでなく美術館の砂像に関連したものも結構そろっています。砂丘入口にあるお土産物屋さんとは品揃えも違っているので、「定番」ではない鳥取のみやげものを求めたい方にもオススメです。
  • 感動的な作品
    5.0 投稿日:2019.12.17
    仕事で鳥取県に行きました。飛行機の時間まで少し余裕があったので、鳥取砂丘を見に行き、その隣にある美術館にも行きました。何の期待もせずに入った美術館。入ってビックリ!クオリティーが凄すぎて感動でした。毎年、4月頃から1月まで開催しており、閉館中に次年度の作品を作るそう。これは、来年も見たいと思えるくらいのクオリティーでした。鳥取に行くならオススメのスポットです^ - ^
  • 『砂の美術館』の情報発信と土産ショップ
    4.0 投稿日:2019.10.06
    砂の美術館に隣接する建物で、砂の美術館の情報発信・ミニ展示コーナー・観光案内所・土産ショップが入っています。砂像の作り方や年間展示予定など美術館関係だけではなく、一般の観光案内もしていただけます。広々とした土産ショップには、砂像・砂丘の関連グッズや鳥取の名産品が揃っており、テラス付近のテイクアウトコーナーでは、簡単な軽食もOK。帰りのバス停「砂の美術館前」も直ぐです。

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