文学のこみち
尾道ゆかりの文人たちの作品に触れながら散策しよう
千光寺ロープウェイ山頂駅から千光寺まで続く、全長約1kmの散策路。尾道ゆかりの林芙美子、志賀直哉をはじめ、松尾芭蕉、正岡子規らの作品の一節が25の自然岩に刻まれている。温暖な気候と風光明媚なこの町には多くの文人墨客が訪れていて、刻まれた詩歌、小説はすべて尾道に縁のある人物や、町の様子を詠ったものだ。なかでも林芙美子の碑には、代表作『放浪記』の「海が見えた」の一節が刻まれ、後方に尾道水道や行き交うロープウェイが眺められる人気の撮影スポットになっている。自然に囲まれたなかをゆっくりと下りながら作家たちの愛した風景を眺め、石碑に刻まれた一文を読んでいると、まるで作家たちの声が聞こえてきそうに思えてくる。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
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