松江城(千鳥城)

城/城址

宍道湖を一望できる国宝天守を擁する平山城

国内に現存する12天守のひとつであり、さらに国宝に指定された5城のひとつ。松江藩主の居城として堀尾吉晴によって築城された。松江市街地北部の小さな山の上にあり、天守の最上階からは市内と宍道湖を含む景色を360度見渡すことができるため、絶景スポットとしても人気がある。

全国に現存する12天守のなかで平面規模では2番目、高さでは3番目を誇る 全国に現存する12天守のなかで平面規模では2番目、高さでは3番目を誇る

中心部から徒歩で気軽に行ける平山城

松江城は市街地の北側、宍道湖の湖畔北東の亀田山にある。標高は29mしかなく、堀端から短い階段だけで容易にアプローチが可能。メインの入り口は、松江駅方面から最も近い「大手前広場」で、その名のとおりかつては大手門があった場所だ(現存は礎石のみ)。ここから入っていくと、二之丸などを経て、石段を上り切った先にある本丸に天守が堂々とそびえている。周囲に比べる建物がないためか、思いのほか迫力を感じるはず。この天守は1611年(慶長16)完成で、二重の櫓に望楼を載せた4重5階、高さは天守台石垣を含めて約30m。桃山時代の城郭の特徴を残し、妻部には羽を広げたチドリのように見える破風(はふ)があったため「千鳥城」の別名がある。

松江城と城下町を築いた堀尾吉晴の像が立つ 松江城と城下町を築いた堀尾吉晴の像が立つ

歴史的情緒をたっぷり味わえる天守

天守正面の入り口で靴を脱いで上がれば受付がある。ここで登閣券を渡して入ると、木造ならではの歴史を感じる広々とした空間が広がる。1階部分は447平方メートルもあり、天守が現存する12城中では姫路城に次ぐ。外観の落ち着いたたたずまいからのイメージと異なり、思いのほか規模が大きいことがわかる。以前は展示物がたくさん陳列されていたが、2018年(平成30)に荷重軽減と松江城に関連する展示物に限定する目的で展示改修が行われた。これにより城本来の姿に近くなり、歴史的情緒も高まった。上層へは中央の階段で登れる。1階から4階への階段は築城時から残る珍しい桐製で、防火や防腐のためだったという。長い時を経てつるつるなので足を滑らせないように注意を。

天守閣の屋根に飾られている鯱(しゃちほこ)は現存する12天守では最大のもの 天守閣の屋根に飾られている鯱(しゃちほこ)は現存する12天守では最大のもの

包板(つつみいた)や通し柱は松江城の特徴的な構造のひとつ 包板(つつみいた)や通し柱は松江城の特徴的な構造のひとつ

戦国の城らしい興味深い仕掛けの数々と絶景

実戦本位の独立天守として建てられたため興味深い仕掛けが多い。侵入者を鉄砲や石などで攻撃するために設けられた穴「石落とし」、外から中を見えにくくするため格子(隙間から広角に鉄砲を撃てるように菱形をしている)を付けた「格子窓(武者窓)」、敵に向けて鉄砲や矢を放つための四角い穴(4階には唯一の三角形もある)の「狭間(鉄砲狭間・矢狭間)」などだ。そして必見が最上階からの絶景。松江城は山陰地方で現存する唯一の「現存天守」。南に松江市街とその向こうの宍道湖、東に仏様が仰向けで寝ているような姿で「寝仏山」とも言われる「和久羅山・嵩山」や、遠く大山も望めるなど、四方のパノラマが楽しめる。夕暮れの時間帯ならばさらに絶景だ。

近づく敵を攻撃するために設けられた石落としと鉄砲狭間 近づく敵を攻撃するために設けられた石落としと鉄砲狭間

5階は「天狗の間」と呼ばれる天守最上階 5階は「天狗の間」と呼ばれる天守最上階

最上階は開放的な空間で360度の展望が広がる 最上階は開放的な空間で360度の展望が広がる

スポット詳細

住所
島根県松江市殿町1-5
電話番号
0852214030
時間
[4-9月]8:30-18:30
[10-3月]8:30-17:00
※受付終了は30分前
休業日
無休
料金
【入場料】
[大人]680円
[小・中学生]290円
※松江城・本丸以外は24時間立入可能
駐車場
あり(67台)
※市営大手前駐車場
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO、QUICPay、nanaco、WAON、楽天Edy、ALIPAY)
Wi-Fi
あり
コンセント口
なし
喫煙
不可
滞在目安時間
30-60分
乳幼児の入店
ペットの入店
雨の日でも楽しめる
はい
備考
※現在垣根はありません。

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 階段がきついです
    4.0 投稿日:2022.06.15
    さすがに国宝松江城素晴らしかったですが階段がほとんど梯子状態できつかったです、天守閣からの眺めは抜群でした、下りもつらかったです。
  • 戦闘を意識した造りの現存天守
    5.0 投稿日:2022.06.05
    山陰旅行の最終日で訪問。現存天守です。街中でもその姿はよく見えず、公園内に入っても中々たどり着けずでもったいぶるなと思っていました。いざ天守の近くにたどり着くと松本城と同じかそれ以上に黒いです。また、内装も他の城と比べて簡素で、各階が広かったのが印象的でした。なぜ?と思っていましたが、展示で築城時には大坂の陣が近かったことを知りました。戦闘を意識して造られたようで、装飾をする必要も余裕も...
  • 圧倒的な存在感
    5.0 投稿日:2022.05.17
    現存12天守、国宝5天守に数えられる名城です。重厚な石垣、黒い板張りの壁、張り出した破風、しぶい瓦、おおきな鯱鉾など、すべてが美しい天守ですね。五層六階の天守は圧倒的な存在感でした。なお、天守に登城する場合は、階段が狭くて急なので荷物は持参しないほうがよいです。

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アクセス

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