浄土平
活火山が造り出した山上のパラダイス
磐梯吾妻スカイラインの中間点にある。標高1575mで亜高山帯だが、風が強く積雪量も多いため高山帯の植生が見られ、磐梯朝日国立公園内の特別保護地区に指定されている。目の前で噴気を上げる一切経山の火山灰が堆積、風化してできた浄土平湿原に木道が整備されており、可憐な高山植物を見ながら一周15~30分で散策できる。県道の向かいにそびえる標高1707mの吾妻小富士もぜひおすすめ。火口壁まで10~15分、すり鉢状の噴火口を一周するお鉢巡りは40~60分。福島盆地のパノラマがすばらしい。吾妻小富士はふもとからもよく見えて、昔からこの山腹に「雪うさぎ」と呼ばれる雪形が現れると農家が種まきを始めたという。福島市のゆるキャラ「ももりん」はこの雪うさぎがモチーフになっている。なお、磐梯吾妻スカイラインは通行無料だが、浄土平の駐車場は有料。9月下旬の紅葉の頃は混雑し、駐車場待ちの渋滞も起きるので、早朝に訪れるのが賢明。
スポット詳細
- 住所
- 福島県福島市土湯温泉町鷲倉山 地図
情報提供: ナビタイムジャパン