田沢湖
日本で最も深い水深423.4mの神秘の湖
コバルトブルーや瑠璃色に輝く湖水の秘密
旅の始まりはまず秋田新幹線の停車駅であるJR田沢湖駅へ。湖へのゲートウェイとして観光案内所が併設しており、観光・アクティビティ・宿泊などさまざまな情報が手に入る。駅から車で10分ほどで湖に到着。日本一の深さで、湖水はコバルトブルーとも瑠璃色とも称される鮮やかな青色に輝いている。湖の西岸には田沢湖のシンボルである黄金のブロンズ像「たつこ像」がある。たつこ像のすぐ隣には「金鶴姫之命」を祀っている浮木神社があり、出会いや縁結びの神様として多くのカップルが参拝に訪れる。神社の周囲は小さな浜になっていて、湖水に触れることもできる。間近でみる田沢湖はとても透明度が高く、遠くから見たときの濃い青色とのギャップに驚かされる。
絶景を眺めながら湖畔を巡るドライブへ
湖の周囲は約20kmで、車でのんびり走ると約40分の湖畔ドライブを堪能することができる。特に北岸にある「御座石神社」は、湖面の青と赤い鳥居のコントラストが美しいフォトスポット。境内では人気の水占いみくじもできる。西岸のたつこ像を眺めつつ南岸へ向かうと、田沢湖名物の味噌たんぽを味わえる休憩処「たつこ茶屋」にたどり着く。きりたんぽに自家製味噌をたっぷり塗って炭火焼きにする味噌たんぽは、具材はシンプルなのに奥深いうまさ。隣にはかつて世界中で田沢湖のみに生息していた「クニマス」の生態を学べる、田沢湖クニマス未来館もある。
遊覧船やスワンボートで遊べる東岸エリア
東岸に進むと田沢湖レストハウスをはじめ、飲食店やお土産屋の並ぶレジャーゾーンが。ここは湖畔を走る自転車や電動キックボードのレンタル店や、湖上を約40分かけて優雅に巡る遊覧船乗り場、レトロなスワンボート乗り場などもそろっている人気のエリア。ほかにも湖の周りには3つのキャンプ場をはじめ、湖畔のペンションや旅館ホテルなどの宿泊施設があり、乳頭温泉などと合わせて連泊で滞在を楽しむ観光客も少なくない。
最新アクティビティスポットも続々登場
秋田屈指の高原リゾートとしても有名な田沢湖には、話題の最新アクティビティが続々登場している。専用のサーフボードに乗って湖上を立ち漕ぎするSUP体験、木々の間や水上にテントを張って非日常を楽しむ「テントサイル」体験、湖にダイブすることもできる屋外テントサウナ体験など。田沢湖から車で15分ほど田沢湖高原方面に登ると、上質なパウダースノーが特徴の「田沢湖スキー場」もある。観るだけではなく体感して楽しめる湖として、これからますます人気が高まりそうだ。
スポット詳細
- 住所
- 秋田県仙北市田沢湖潟字搓湖 地図
- エリア
- 角館・田沢湖・乳頭エリア
情報提供: ナビタイムジャパン