八幡平アスピーテライン(岩手県)
八幡平高原の絶景ロードを爽快ドライブ
雪の回廊が有名な絶景ロード
岩手・秋田両県にまたがる自然豊かな雲上の楽園「八幡平」。その両県を貫くように横断する全長約27kmを「八幡平アスピーテライン」と呼ぶ。冬期は通行止めとなり、通行止めが解除になる4月中旬から、5月中旬まで高さ5〜8mにも及ぶ雪の壁が見られることでも有名。周辺には桜、新緑、紅葉と季節の訪れを感じられる見どころがたくさんあり、乗用車だけではなく日に何台もの観光バスが集まるほど。人気の理由は高い樹木や山が少なく、遠くまで壮大な景色を見渡せることや、周辺の名湯の存在も大きいだろう。また山頂付近のレストハウスは、駐車場とセットでトレッキングベースとなっているため、週末には車が入りきらないこともある。
晴れた日には鳥海山も見える
八幡平アスピーテラインの周辺は、どこに行っても見どころだらけ。範囲が広すぎて限定するのは難しいが、アスピーテライン上の見どころを2か所紹介しよう。ひとつは「源太岩(げんたいわ)展望所」。標高1260mにあり、カーブに沿って突き出した岩が折り重なる展望ポイント。ブナの樹海の向こうに岩手山を一望できる。もうひとつが「大深沢(おおぶかざわ)展望台」で、標高1560mにあるサンセットビュースポット。秋田駒ヶ岳に沈む夕日が美しく、晴れた日には山形県の鳥海山や月山まで見えることも。ほかにもアスピーテラインを走っていると、思わず引き返したくなるポイントがいくつも現れる。急がず慌てず心にも時間にも余裕をもって、思い立ったポイントすべてに立ち寄り、一日かけてじっくりと走破するのも一興だ。
名物のカレーを召しあがれ
せっかく八幡平アスピーテラインを走るのなら、無理せず休めるときに休憩ポイントでしっかりと休息を取ろう。オススメポイントの筆頭は「八幡平山頂レストハウス」。食事もとれるし、岩手・秋田両県の観光情報の入手や、特産品の購入も可能なマルチスポットだ。人気メニューは、岩手牛の牛すじ肉を煮込んだ、やや辛口の「源太カレー(900円)」。源太カレーと秋田名物の稲庭うどんを組み合わせた「源太カレーうどん(900円)」も注文が多い。空腹を満たしたら、周辺散策や温泉、ドライブなどで八幡平を満喫しよう。ただし、時期によっては、道路状況により日中でも通行止めになることもあるので、交通情報や時間配分にも注意をしておこう。
スポット詳細
- 住所
- 岩手県八幡平市 地図
- エリア
- 八幡平・安比高原エリア
- 時間
- 夜間通行止めになる期間あり、期間中17:00-翌8:30は通行止め
- 休業日
- 期間中無休(11月上旬-4月中旬は通行止め)
- 料金
- 無料
- 駐車場
- あり(有料)
情報提供: ナビタイムジャパン