花見山公園

開花シーズンは山がまるごと桜の展示場

多種多様な桜を中心に、レンギョウ、菜の花、ボケ、モクレン、ハナモモ、チューリップなど花だらけ！

福島駅から南東へ3.6kmの渡利(わたり)地区にある花見山公園は、特に春は桜をはじめとした花の種類が豊富。開花期には、地元の作曲家・古関裕而の名曲が流れる赤いメロディバスが、福島駅東口から運行されるほどの人気スポットだ。バスの発着所から花見山公園に向かう道沿いでもたくさんの花々を観賞でき、かたわらには菜の花畑も広がる。花見山公園は、花木の園芸農家である阿部さんが長い年月をかけて自身が所有する山に花木を植え、1959年(昭和34)から一般に無料開放してくれている。つまり、1本1本の花木は商品。本来はつぼみのうちに出荷する枝の一部を、花見客のために残してくれているのだ。公園は全体を60分で周遊できるほか、30分、45分のショートコースも用意されている。山といっても道が整備されているので歩きやすい。道を覆うように木々が植えられ、桜の薄紅色やハナモモの濃いピンク、レンギョウの黄色などカラフルな春の色が満載だ。あずまやのある山頂展望台からは吾妻連峰のウサギ形の残雪も一望。帰りの下り坂には桜のトンネル、ゴール前にはチューリップ畑なども。桜以外の季節にもアジサイ、ヤマユリ、十月桜、紅葉などを楽しめる。

ボランティアの「ふくしま花案内人」が、花の案内や歴代園主の想い、見どころなどを紹介してくれる

見学ルートはショートカットコースもあるが、山頂からの景色がすばらしいので60分コースをおすすめ

(左上から時計回りに)香りも優雅な「アマノガワ」、皇后雅子様の名にちなんだ「ミヤビ」、小輪で愛らしい「トウカイザクラ」、緑の花が珍しい「ギョイコウ(御衣黄)」。すべて桜の品種だ

スポット詳細

住所: 福島県福島市渡利地図
エリア: 福島市・国見・二本松エリア
電話番号: 0245316428
時間: 6:00-18:00
休業日: 無休
料金: [入場料]無料
[環境整備協力金(桜の開花シーズンのみ)]500円
駐車場: あり 5台(無料)

※桜の開花シーズンは、あぶくま親水公園マイカー臨時駐車場利用
(2023年3/25-4/16は臨時駐車場から花見山公園までシャトルバスあり/環境整備協力金500円)
クレジットカード: 不可
電子マネー/スマートフォン決済: 不可
Wi-Fi: あり(Fukushima Free Wi-Fi)
コンセント口: なし
喫煙: 不可
滞在目安時間: 60-120分
備考: [公式サイト]https://www.hanamiyama.jp
※電話番号は、福島市観光案内所(福島駅西口)に繋がります。