喜多方蔵座敷美術館

美術館

蔵座敷と絵の魅力を一緒に堪能できる

蔵の玄関口だった重厚な白塗りの戸前(とまえ)が展示室の入り口として残されている} 蔵の玄関口だった重厚な白塗りの戸前(とまえ)が展示室の入り口として残されている

喜多方は「街を歩けば蔵に出合う」といわれるほど蔵が多い。明治時代に市街が大火に見舞われたとき、蔵はびくともせず焼け残ったことから、皆がこぞってさまざまな「蔵」を建てたからだ。なかでも居間、客間として造られた「蔵座敷」はそれぞれの個性が発揮され、豪華さを競ったという。喜多方蔵座敷美術館はそんな蔵座敷を利用した美術館で、創業1879年(明治12)の由緒ある笹屋旅館の敷地内にある。蔵は1891年(明治24)に建てられ、3つの部屋から成り立っている。展示物は旅館の3代目主人、岩田圭一郎が収集したもの。芸術に造詣が深く、画商としても活躍していたことから笹屋旅館に泊まった芸術家も多く、美人画の竹久夢二、「河童」を多く描いた小川芋銭(おがわうせん)、福島県出身の酒井三良、小説家の武者小路実篤など、コレクションは100点を超えるという。美術館はこのコレクションを一般公開するために1990年(平成2)に開館した。目をひくのは1階に展示されている夢二が旅館に泊まった際に書き記した書や直筆の作品、会津ゆかりの酒井三良の六曲一双の屏風絵『夕月』などだ。2階では酒井三良の雪景色や田園風景の作品などを見ることができる。

笹屋旅館に逗留していた際に竹久夢二が描いた直筆の作品} 笹屋旅館に逗留していた際に竹久夢二が描いた直筆の作品

岩田圭一郎が支援していた酒井三良の雪景や田園風家の作品は2階に展示されている} 岩田圭一郎が支援していた酒井三良の雪景や田園風家の作品は2階に展示されている

蔵は旅館(写真左)の隣に建てられていたが、2003年(平成15)に現在の場所(写真右)に移築。増改築され、翌年に完成した} 蔵は旅館(写真左)の隣に建てられていたが、2003年(平成15)に現在の場所(写真右)に移築。増改築され、翌年に完成した

スポット詳細

住所
福島県喜多方市字3-4844 map map 地図
電話番号
0241220008
時間
10:00-16:00
休業日
水、12-3月
料金
[入館料]400円
駐車場
あり(15台)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
滞在目安時間
0-30分
乳幼児の入店
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

          周辺の駅はありません。 周辺のバス停はありません。 周辺の駐車場はありません。 周辺のインターチェンジはありません。

          このスポットを共有

          back

          クリップボードにコピーしました