ゴジラ岩
奇岩のなかに突如現れる怪獣ゴジラのシルエット
男鹿半島(おがはんとう)の大部分を占める男鹿市から大潟村(おおがたむら)に至るまでのエリアは「男鹿半島・大潟ジオパーク」と呼ばれ、大規模な気候変動を経た過去7000万年間にわたる大地の歴史を体感できるジオパークだ。なかでもゴジラ岩のある「潮瀬崎(しおせざき)ジオサイト」は、約3000万年前の火山の噴出物である火山礫凝灰岩(かざんれきぎょうかいがん)が風化によって削り出され、大小さまざま奇岩があちこちに散らばっているのが特徴。ゴジラ岩は、逆光によって映し出されるシルエットが東宝映画『ゴジラ』シリーズに登場する怪獣ゴジラにそっくりなことから、1995年(平成7)に名付けられた。男鹿市の観光PRポスターや2013年(平成25)の「24時間テレビ(日本テレビ)」で紹介されるなど、全国的にも有名だ。「日本の奇岩百景プラス」にも登録されており、ゴジラ岩のほかにも「ゴジラのしっぽ岩」「ガメラ岩」「双子岩」「帆掛島(ほかけじま)」といった奇岩が点在する。2018年(平成30)には旅行専門誌『じゃらん』が行ったアンケート調査「行ってみたい夕日絶景ランキング」で国内2位を獲得し、男鹿を代表する見どころのひとつとなっている。
スポット詳細
- 住所
- 秋田県男鹿市船川港小浜 地図
- エリア
- 秋田中央・男鹿半島エリア
- 駐車場
- あり(無料)
情報提供: ナビタイムジャパン