上杉神社

神社

戦国の名将上杉謙信を祀るパワースポット

上杉家の城下町として知られる米沢市。上杉家のなかでも、戦国最強とも称される上杉謙信(うえすぎけんしん)公が祀られているのが上杉神社だ。開運招福や諸願成就、さらには学業成就や商売繁盛を願い多くの人が訪れる。

上杉神社の唐門、その前には狛犬が立つ} 上杉神社の唐門、その前には狛犬が立つ

米沢を代表するパワースポット

米沢駅からバスで約10分。「上杉神社前」のバス停で下車すれば、上杉神社が立地する「松が岬公園(まつがさきこうえん)」はすぐそこだ。お濠に囲まれた松が岬公園は、かつて米沢城がそびえ立った名残を感じさせる。上杉神社は、松が岬公園内に位置し、戦国最強とも称される上杉謙信公が祀られている。歴史好きな方はもちろんのこと、開運招福や諸願成就、さらには学業成就や商売繁盛のパワースポットとしても多くの人をひきつけている。なお、夏季・冬季ともに17時以降は社殿前まで進めないので訪れる場合は日中に。

上杉謙信公を祀る上杉神社} 上杉謙信公を祀る上杉神社

上杉家の統治の歴史とともに

16世紀後半に戦国の名将上杉謙信(うえすぎけんしん)公は、越後(現新潟県)の春日山城にて死去した。その後、家督を相続した景勝公は、会津の領主を経て初代米沢藩主となり米沢城内に御堂を建設して謙信公を祀った。明治に入り神祭に改め、上杉神社となった。その後、大正時代の大火による焼失と再建を経て現在にいたる。その歴史を深く知るには、稽照殿(けいしょうでん)と呼ばれる上杉神社の宝物殿を訪れるのがおすすめだ。国の登録有形文化財に認定される稽照殿は、大正時代に建築され、上杉謙信公の遺品を主として初代米沢藩主景勝(かげかつ)公、「愛」を兜に身に着けたことで知られ、景勝公の家老として支えた直江兼続公、中興の名君鷹山(ようざん)公の遺品等が多くを占め、平安時代から明治期にわたる多種多様な遺物を収蔵している。

上杉謙信公の等身大のブロンズ像} 上杉謙信公の等身大のブロンズ像

上杉神社参道にある上杉鷹山公の立像} 上杉神社参道にある上杉鷹山公の立像

観光の拠点としても

上杉神社が立地する米沢城址は、米沢駅からはやや離れているものの、米沢市内の中心部に位置する。米沢城址内には、観光案内所があり、旅の情報を入手したり、レンタサイクルを借りたりすることができる。周辺には、米沢牛をはじめとするグルメやカフェを楽しめるお店が複数あり参拝前後に訪れることが可能だ。それ以外にも、財政難で苦しむ米沢藩の財政改革で知られ、「なぜば成る なさねば成らぬ 何事も」の言葉が有名な上杉鷹山公が祀られている「松岬神社(まつがさきじんじゃ)」は上杉神社の摂社だ。こちらもあわせてお参りしたい。

上杉神社参道にある碑「なぜば成る なさねば成らぬ 何事も」} 上杉神社参道にある碑「なぜば成る なさねば成らぬ 何事も」

スポット詳細

住所
山形県米沢市丸の内1-4-13 map map 地図
エリア
置賜エリア
電話番号
0238223189
時間
【開門時間】
6:00-17:00
[11-3月]7:00-17:00
※社務所は8:30-(朱印受付)

【稽照殿】
9:30-15:45
休業日
無休
[稽照殿]11/26-翌3月下旬、毎月第2水(8月除く)、7月第2水-金
料金
[稽照殿入館料]一般700円
駐車場
なし
※堀北側おまつり広場駐車場をご利用ください
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
滞在目安時間
30-60分
ペットの入店
可(稽照殿は不可)

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 愛の指物が付いた直江兼続の甲冑がある
    3.0 投稿日 : 2021.07.05
    上杉景勝、直江兼続の甲冑は迫力があり、これらは見応え十分。しかし、展示物が少ない。良いにしようか、普通にしようか迷いつつ、展示物の少なさが頭にちらつくと後者の評価に。
  • 展示品は写真撮影禁止になっており 展示品リストを配布されていないので 1週間も経過すると 何を鑑賞したのか思い出せません
    3.0 投稿日 : 2020.11.04
    こちらが 《国登録有形文化財》の建築物で 国指定重要文化財である 甲冑[上杉謙信・色々威腹巻]が展示されていることから 訪問しました。建物は 鉄筋コンクリート造ですが 和風(切妻造)になっています。 展示品は 写真撮影禁止になっており 又 展示品リストも設置しておらず 印象的な品々 甲冑[上杉謙信の甲冑(色々威腹巻 重要文化財)]や[直江兼続の金小札浅葱糸威二枚胴具足(兜の装飾として 《愛》の前立...
  • 愛の甲冑
    4.0 投稿日 : 2020.04.16
    上杉神社内にある上杉家にまつわる甲冑や刀剣、屏風などの美術品などが展示されている資料館です。もともとは、ここに展示保存されている家臣の直江兼続が使用したといわれる「愛」の前立の甲冑を見たくて訪問しました。広さはコンビ2つ分くらいの広さしかありませんが、展示されている中身がぎゅーっと詰まった感じの場所でした。残念なことに館内は撮影禁止のため、やむなく「愛」の甲冑をじーっと見てまぶたに焼き付けおきまし...

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