砺波チューリップ公園
チューリップや季節の花々が咲き誇る街のオアシス
カラフルなチューリップのオブジェが3本立つチューリップタワー。全高約26m。らせん階段で上る地上約12mの展望台には園内を360度見渡せる展望スペースが設けられている
移り変わる季節と景色を楽しむ
敷地面積約7万平方メートルいう広さを誇るチューリップ公園。春には300品種、100万本のチューリップ、夏には鮮やかな色のカンナやコキアが咲き誇り、秋にはイチョウやケヤキ、ユリノキなどの紅葉が見られる。同公園は、1949年(昭和24)に設置された富山県農業試験場出町園芸分場が前身で、当時から試験場のチューリップを見ようと人が集まっていたことが例年この地で開催され、約30万人もの人が来場する「となみチューリップフェア」につながったという。2021年(令和3)4月には、公園のシンボルのチューリップタワーが建て替えられた。目を引く3本のモニュメントは、赤は「とやまレッド」、白は「白雲」、黄は「黄小町」という富山で開発された品種をイメージしている。
ひょうたん池を彩るのは、ユリノキ並木とプラタナス。秋は水面に紅葉が映り美しい
日本一の五連水車が回る安らぎの水辺
チューリップ公園内を流れる新又口用水に設置された水車。最大直径5.4mの5つの水車が連なる五連揚水(ごれんようすい)水車として日本一の規模を誇り、外周の両側に取り付けられたひしゃくは計220個。1回転で約900ℓの水を汲み上げることができる。稲作が盛んな砺波地方では、古くから庄川の清流を農業用水に使っており、さまざまな種類の水車が見られたことから製作され、かつての農村風景を再現。潤いや安らぎを感じるスポットとして親しまれている。
1993年(平成5)の完成当時から揚水水車としては日本一の規模
文化的価値の高い貴重な建築物も展示
公園内には砺波市指定文化財となっている建築物が2つある。そのひとつ、18世紀中頃の建築と推定される「旧中嶋家住宅」は、砺波市最古の住宅だ。代々江波村の肝煎(きもいり)という役人だった家柄で、屋根は茅葺き、室内は広間を中心とした砺波地方でよく見られる造り。改装部分がほとんどなく農家の古い様式を残す貴重な民家として、1976年(昭和51)に保存・移築された。もうひとつが「砺波郷土資料館」として公開されている「旧中越銀行本店」。木造2階建て土蔵造りを基本とする外観は、城郭を思わせる和のしつらえ。しかし、一歩中に入ると、階段の手すりや天井のデザインなど細部まで手の込んだ優美な洋風で、そのギャップに驚かされる。
スポット詳細
- 住所
- 富山県砺波市花園町1-32
- エリア
- 射水・砺波エリア
- 電話番号
- 0763337716
- 時間
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[チューリップフェア開催時]8:30-17:30(最終入園17:00)
[チューリップフェア期間]令和4年4月22日-令和4年5月5日 - 休業日
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無休
※チューリップフェア開催前10日間と開催後3日間は休園 - 料金
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【通常時】
無料
【チューリップフェア開催時】
[大人]1,300円
[小・中学生]200円 - 駐車場
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あり(150台)
※チューリップフェア開催時は3,400台(有料) - クレジットカード
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可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club、J-Debit)
※チューリップフェア開催時の入場料 - 電子マネー/スマートフォン決済
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可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、PayPay、LINE Pay、メルPAY、d払い、auPAY、ALIPAY、WechatPay その他)
※チューリップフェア開催時の入場料 - 喫煙
- チューリップフェア期間、指定場所で可
- 平均予算
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【昼】1,001-3,000円
備考: チューリップフェア期間 - 滞在目安時間
- 120分以上(チューリップフェア開催時)
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- ペットの入店
- 可(チューリップフェア開催時は不可)
- 雨の日でも楽しめる
- はい(傘は必要)
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 1年ぶりのチューリップフェア
- 2020年は開催されませんでしたが、今年は人数制限等コロナ対策を行ったうえで開催されました。北門を抜けると新チューリップタワーと旧チューリップタワー(閉会後解体されるそうです)のツインタワーが迎えてくれます。タワー上から見ると大花壇、水上花壇も違った景色になります。
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- 砺波市内散策
- 砺波駅から徒歩15分位の場所にあります。チューリップは咲いていなかったですが、別の花が咲いてました。水車が並んでいて迫力があり良かったです○
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- 普通の市民公園
- GWに開催されるとなみチューリップフェアは、有料ですが、通常は無料で入園できます。普通の市民公園として長閑でゆっくりでき、ジョギングや散歩をしている人を見かけました。チューリップが咲いていない時の公園内のシンボルである高さ21.9mチューリップタワーは何故か違和感があり、寂しげに感じました。
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