主計町茶屋街

通り

全国でもまれな、河畔にたたずむ茶屋街で日本情緒を満喫

浅野川左岸の川沿いに格子戸の料亭や茶屋が立ち並ぶ主計町茶屋街。1869年(明治2)の始まりから150年の歴史を数える町並みは、浅野川右岸にあるひがし茶屋街と同様に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

日本的な情感を漂わせる空間。スマホのカメラを構える人も多い 日本的な情感を漂わせる空間。スマホのカメラを構える人も多い

夕暮れ時から一層、ロマンティックな雰囲気に

主計町の地名は、藩政期にこの地区に屋敷を構えていた加賀藩士の富田主計(かずえ)の名にちなむという。「ひがし」、「にし」と並ぶ金沢三茶屋街のひとつで、お茶屋の数など規模ではいちばん小さいものの、浅野川の河畔に面する景観はほかの茶屋街にはない独特な味わいがある。地元で「おんな川」と称される浅野川のゆったりとした流れに沿うように、やさしく心地いい風が吹き抜ける。夕刻を過ぎると格子戸から漏れる光と街灯のオレンジ色の光が川面に映ってロマンチック。運が良ければ、そうしたなかを芸妓さんが歩く姿に出会えるかもしれない。

浅野川の対岸から主計町茶屋街を望む。屋根を越える高さの木々が多い 浅野川の対岸から主計町茶屋街を望む。屋根を越える高さの木々が多い

「暗がり坂」は泉鏡花の世界をほうふつ

一方、開放的な表の通りから一歩裏手に入ると、辺りは薄暗く、非日常的な空間に一変する。幻想小説で知られる文豪・泉鏡花が隣町で生まれ育ったこともうなずける雰囲気を感じる。主計町茶屋街の奥まった一角にある「暗がり坂」は、鏡花の世界観を感じられる場所だ。その名のとおり昼間でも薄暗いこの坂は、明治期まで金沢随一の商業地域だった尾張町界隈から最短で主計町茶屋町に行ける近道だった。狭い石段を降りていくと、そこは歌舞音曲の夢世界。この坂を下った旦那衆の気分に浸ってみよう。また、暗がり坂の一本隣の小路にある「あかり坂」ものぞいてみよう。金沢が第2の故郷という作家の五木寛之氏が地元住民のリクエストに応えて命名した。

久保市乙剣宮の境内裏手から主計町茶屋街へ続く「暗がり坂」 久保市乙剣宮の境内裏手から主計町茶屋街へ続く「暗がり坂」

「中の橋」から景観を眺め、気分爽快

主計町茶屋街を浅野川下流方向に歩いていくと、「中の橋」のたもとに「主計町緑水苑」がある。ここには、金沢城を防御する目的で築かれた西内惣構(にしうちそうがまえ)跡がある。惣構とは城下町を囲う堀や土居といった防御用の構造物のことで、加賀藩前田家2代・利長が高山右近に命じて造らせた内堀の様子を見学できる。池泉回遊式の庭園も整備されており、春はしだれ桜の咲く花見スポットとしても知られている。また、同苑前の浅野川に「中の橋」が架かる。レトロな雰囲気の木製の欄干(らんかん)が周囲の景観にマッチし、魅力的。この橋から見渡す主計町茶屋街河畔の景観も抜群で、欄干に手をつきのんびり眺めていると、次第に心が洗われていくようだ。

金沢城の内堀の様子を見られる「主計町緑水苑」 金沢城の内堀の様子を見られる「主計町緑水苑」

映画のセットのような「中の橋」は歩行者専用橋。金沢を舞台とした多くの映画やテレビドラマに登場している 映画のセットのような「中の橋」は歩行者専用橋。金沢を舞台とした多くの映画やテレビドラマに登場している

スポット詳細

住所
石川県金沢市主計町
電話番号
0762202194
時間
店舗・施設により異なる
休業日
店舗・施設により異なる
料金
店舗・施設により異なる
駐車場
なし
※近隣の市営観光駐車場等をご利用ください。
クレジットカード
店舗・施設により異なる
備考
※電話番号は金沢市役所観光政策課へ繋がります。

情報提供: ナビタイムジャパン

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