谷瀬の吊り橋

十津川一の観光地は、日本一スリリングな生活道路

日本一大きな村・十津川村の名所「谷瀬の吊り橋」は、1954年(昭和29)に村人によって架けられた。歩行者用の観光吊り橋の日本一は1994年(平成6)にほかに譲ったが、生活用としては今なお日本最長だ。

揺れる吊り橋はスリル満点! 揺れる吊り橋はスリル満点!

村人の必要にせまられて造られた橋が観光名所に

和歌山県新宮市から大阪府枚方市まで、紀伊半島を縦走する国道168号。年々走りやすく改良されている道を十津川沿いに進むと、遠くからでも見えるのが谷瀬の吊り橋だ。吊り橋がまたぐ「十津川」は、和歌山・三重・奈良の3県をまたぐ紀伊半島最大の一級河川「熊野川」の別名称。水量が多くなりがちな川に架けられた谷瀬と上野地を結ぶ丸木橋は、洪水のたびに何度も流されていた。谷瀬の集落の人々が大金を出しあい、村も支援して1954年(昭和29)に完成させたのが谷瀬の吊り橋で、現在は観光名所として知られているが、本来は地元の人々の大切な生活道路だ。2021年(令和3)9月、土木学会選奨土木遺産のひとつに認定された。

地元の人にとっては生活用の道路 地元の人にとっては生活用の道路

風が揺らす、他人が揺らす、スリルの吊り橋

近隣の村営または民間駐車場に車を止め、吊り橋の入り口へ。長さは約297m、川面からの高さは約54m。数字で見るよりも歩いてみると思いのほか高い。そして長くて揺れる。鉄製で安心と頭では理解はしていても、足元にあるのは幅約80cm程度の木の板。板の両外には鉄製の網が張られており、落ちる心配はないが、遥か眼下の川面が丸見えで、足がすくむ。「わざと揺らしたり、走ったりしないでください」と注意書きがあるが、揺らさなくても走らなくても揺れるのが吊り橋だ。生活道路だから、地元の人は自転車やバイクでも走る。定員20人のため、混雑時は入場規制や一方通行規制になることがある。心を決めて渡りきろう。

1度に20人以上は渡れない 1度に20人以上は渡れない

緊張のあとはひと息ついて、名物を楽しもう

繁忙期は一方通行になることがあり、その場合は谷瀬から上野地に戻る村営のバス(有料)が運航される。両岸には駐車場、公衆トイレが用意されている。
国道168号側の上野地には「山の駅 吊り橋の郷」があり、串こんにゃくやめはり寿司、十津川うどんなど地元の料理が楽しめるほか、観光案内所も兼ねている。北岸には、谷瀬地区が営業する公営の「つり橋茶屋」があり、同じく地元の料理が食べられるほか、お土産も買える。
自家用車で旅行中に、渡りたい人とそうでない人がいる場合は、渡りたい人を上野地で下ろし、吊り橋の北にある谷瀬橋を通って対岸で迎えるのも手だ。

両岸には休憩スポットもある 両岸には休憩スポットもある

スポット詳細

住所
奈良県吉野郡十津川村谷瀬
駐車場
有り

情報提供: ナビタイムジャパン

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