糸季

日用品雑貨店

生産量日本一! 奈良・広陵町が誇る、ここちよい靴下がそろう専門店

靴下の生産量日本一の奈良県は、全国の靴下の5割を占めるという。ならまちにある「糸季(しき)」では、素材にこだわった履き心地のよい靴下をバリエーション豊かに取りそろえる。

ぬくもりを感じる靴下がずらりと並ぶ} ぬくもりを感じる靴下がずらりと並ぶ

ものづくりにこだわった老舗が生み出す上質な靴下

「糸季」は、近鉄奈良駅から徒歩15分ほどのならまちのなかに店を構える。趣のある町家で、「うなぎの寝床」と呼ばれる細長い造りが印象的だ。店内に入ると、個性豊かな靴下がずらりと整列する。

横から見ると細長い造りであることがよくわかる} 横から見ると細長い造りであることがよくわかる

入り口付近は大人サイズの靴下、奥にはベビー向けの商品が並ぶ} 入り口付近は大人サイズの靴下、奥にはベビー向けの商品が並ぶ

「糸季」は、奈良県広陵町にある1921年(大正10)創業のヤマヤ株式会社が手がける靴下専門店。広陵町は、日本一の靴下生産量を誇る靴下の一大産地として知られる地域。もともと雨量が少なかったことから稲作に向かず、代わりに綿花を生産したことが、「靴下のまち」として発展するきっかけとなったのだとか。ヤマヤはここに工場をおき、ものづくりの力を生かした高品質な靴下作りを続けている。

肌にやさしいオーガニック素材

「糸季」の靴下は全てヤマヤで作られている自社製品。ヤマヤを含む工場5社からなるファクトリーブランド「ORGANIC GARDEN(おーがにっくがーでん)」は、その名のとおりオーガニックコットンをはじめとする、自然由来の素材や染色技法にこだわった製品を手がける。やわらかで肌ざわりのよい生地を使っているため、肌の弱い人や赤ちゃんでも安心して履くことができるのがうれしい。やさしい素材を使っているだけでなく、人間工学に基づいて作られた靴下もあるので、用途や悩みにあわせて選んでみるのもおすすめだ。靴下以外にもタオルや下着などもあり、ギフトとしても人気。

手紡ぎのような風合いの「ガラボウソックス ミドル」2970円} 手紡ぎのような風合いの「ガラボウソックス ミドル」2970円

人間工学に基づき、血行を損なうことなく靴下のズレを防止してくれる「ヒーリンサポートパイル」。価格はサイズによって異なり、キッズサイズは1650円} 人間工学に基づき、血行を損なうことなく靴下のズレを防止してくれる「ヒーリンサポートパイル」。価格はサイズによって異なり、キッズサイズは1650円

靴下から始まる心地よい一日

もう1つのファクトリーブランドが「Hoffmann(ほふまん)」だ。「Hoffmann」とは、実は架空の人物の名前。ブランドを立ち上げるにあたり、この架空の人物・Hoffmann氏のキャラクターや趣味、出身地などを設定し、具体的に履く人をイメージをしながらデザインを作り上げていったという。シンプルな印象の「ORGANIC GARDEN」とは対照的に、ポップな色合いや絵柄の靴下がそろい、よりファッション性の高いブランドとなっている。シーズンごとに新しい色合いや柄が登場するので、毎回楽しみにしている人も多い。

Hoffmann「オーガニックコットン プレーンソックス」1540円。履き口にゴムが入っていないため、締めつけ感がなく履き心地がよい} Hoffmann「オーガニックコットン プレーンソックス」1540円。履き口にゴムが入っていないため、締めつけ感がなく履き心地がよい

店名の「糸季」には、「靴下を通して人と季節が繋がっていく」という想いが込められているのだとか。夏には麻素材、冬にはヤクやウールなど、実は靴下にもきちんと「季節」がある。こうした素材にこだわった履き心地のよい靴下を提案することで、快適に一日を過ごしてもらいたいとの想いから、ていねいなものづくりを続けている。一日のスタートを糸季の靴下とともに始めてみてはいかが。

靴下を応用して完成した「アイスコーヒーのくつした」。奈良らしい鹿がかわいい} 靴下を応用して完成した「アイスコーヒーのくつした」。奈良らしい鹿がかわいい

ミニサイズの靴下がキーホルダーに!} ミニサイズの靴下がキーホルダーに!

スポット詳細

住所
奈良県奈良市高御門町18 map map 地図
電話番号
0742770722
時間
10:00-17:30(12月-3月は17:00まで)
休業日
駐車場
なし

情報提供: ナビタイムジャパン

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