ディノアドベンチャー名古屋

迫力ある恐竜たちがコースのあちこちに潜んでいる

生い茂る森へいざ恐竜探しの冒険へ

広大な敷地を誇る大高緑地公園内にある「ディノアドベンチャー名古屋」。全長900mのコースに潜む恐竜たちを見つけながら探険できるアトラクションだ。木々が生い茂る森のなかを歩きながらの散策は、まさにジャングルを探険しているかのよう。ゴールまでの所要時間は約20分のため、夏場は虫刺されに注意したい。訪れる際は、虫よけスプレーといった対策をしていくことをおすすめする。
現地までは、名鉄名古屋本線の左京山駅より徒歩約15分。大高緑地公園の駐車場は無料なので、車でアクセスするのもおすすめだ。広大な緑地公園には駐車場が点在しているので、「ディノアドベンチャー名古屋」に訪れる際は最寄りの第9駐車場に車を停めよう。

入り口の門をくぐると聞こえてくる、雰囲気あるBGMで一気に恐竜の世界に引き込まれる

等身大で再現された恐竜を間近でウォッチング

「ディノアドベンチャー名古屋」に到着したら、まずは受付で入場券を購入しよう。入場券は4種類あり、パーク内に潜んでいる恐竜たちのイラストが描かれている。ランダムで渡されるので、どれが当たるかは当日来てからのお楽しみだ。パーク内の恐竜の数は全部で20体以上。恐竜たちは等身大で造られており、センサーに反応すると動いたり吠えたりする仕組みになっている。茂みのなかから聞こえる恐竜の鳴き声や、巨体が動いている姿は、まるで現代社会に恐竜がよみがえったようだ。捕食している恐竜の様子や異なる種類の恐竜が対面し威嚇しあっている様子など、さまざまなシチュエーションを再現。突進してくる恐竜もいるので注意しながら散策をしよう。

さまざまな恐竜のイラストが描かれた入場券

肉食恐竜の王様ティラノサウルスを見つけよう

必ず見ておきたいのが、最大級の肉食恐竜で知られるティラノサウルス。全長は約13～15mといわれており、体重は約6tにも及ぶ。獲物の肉を裂き、骨を噛み砕く強力な顎と鋭い歯を間近で観察してみよう。その向かいには、ティラノサウルスから身を守ろうと威嚇をしているトリケラトプスの姿も。全長約8～9m、体重は約7tあり、鎧のような分厚い体に頭部から生える大きな角は存在感たっぷり。いずれの恐竜もスケール感は圧巻。よく見ると目もキョロキョロと動いており、細部までしっかりと再現されている。目が合った際にゾッとしてしまう恐怖感を、ぜひ現地で体感してほしい。点在する恐竜の近くには名前や特徴について書かれた看板が立っているので、恐竜について知識を深めながら探索することができる。入り口に配置されているコースマップとペンを持って、マップの空欄になっている枠に恐竜の名前を埋めながら散策をしてみよう。

コース山頂付近で出合える恐竜キングのティラノサウルス。今にも襲いかかってきそうだ

3本の角とフリルが特徴のトリケラトプス

ここでしか買えない限定商品を手に入れよう

恐竜探険が終わったら、ゴール近くにあるショップに立ち寄ろう。コースに直結した入り口から入ると、恐竜の卵の化石が展示してある。さまざまな恐竜を観察したあとに本物の化石を見ると、思わず胸が高鳴ってしまうだろう。ショップにはお菓子やフィギュア、キーホールダーなど恐竜尽くしのアイテムが勢ぞろい。「ディノアドベンチャー名古屋」のオリジナルアイテムもあるので、訪れた記念にゲットしてみてはいかがだろうか。「ディノアドベンチャー名古屋」の周辺には、恐竜の形をしたアスレチックがある恐竜広場やボートが浮かぶ琵琶ヶ池、ゴーカートが走る交通公園など一日たっぷりと遊べる施設が充実している。いずれも大高緑地公園内にある施設なので、コストを抑えながらも一日を満喫できるおすすめのスポットだ。

ジャングルのような雰囲気作りがしてある店内