伊勢菊一

窯業/土石/金属

4.0

伊勢エリア

伝統と歴史を感じる外宮参道の観光拠点

明治時代創業の歴史ある刃物店。包丁やハサミをはじめとした刃物や生活用品、地元の作家が手がける伊勢土産などがそろう。外宮参道の観光交流施設として、ギャラリーなどを通じて情報発信も行っている。

歴史と風情を感じる店構え。店頭には多彩な刃物が展示されている

伊勢神宮の外宮参道沿いにある老舗刃物店。1907年(明治40)創業の刃物屋「菊一文字金近本店」を引き継ぐ形で、2011年(平成23)に「伊勢菊一」としてリニューアルオープン。観光拠点としての機能ももつようになった。看板商品は職人の鍛造技術が光る和包丁。店内には種類豊富な和包丁が並び、実際に手に取ることも可能だ。観光客の評判を集めている「菊一印爪切り」(1600円～)にも注目したい。切れ味がよく、長く使えると評判の一品。刃の部分が鋼でできていることが切れ味の秘訣だそう。ほかにも、ハサミやニッパー、ナイフなど、日用品として使用できる商品がそろう。

多種多様な包丁が並び、用途に応じて適した商品を選ぶことができる

ハサミなどの生活用品が充実。いちばん人気は「菊一印爪切り」

「伊勢菊一」では刃物だけでなく、雑貨や作家作品の販売も行っている。外宮のシンボルとされるまが玉をモチーフとしたストラップやアクセサリー、伊勢神宮を参拝したときのすがすがしい感覚をイメージした自然由来の香水など、伊勢らしさを大切にした作品が充実。また、伊勢神宮の歴史文化を伝える「伊勢外宮参宮みやげ」シリーズのアイテムもそろう。伊勢木綿や伊勢和紙を使用した商品など、こちらも伊勢ならではの逸品といえるだろう。ほかに、神話からメッセージを得られる「神話占合(しんわうらない)」も人気が高い。店内中央にある檜の切り株から、番号を引き抜く占い形式になっており、おもに「古事記」をもとにして作られた43の神話のなかから、選んだ番号に応じたメッセージを得られる。

まが玉をモチーフとしたアイテムの数々。なかには天然水晶で作られた高級品も

店内中央に設置されている「神話占合」1回100円

外宮参道の観光拠点としても利用されている「伊勢菊一」。店内に外宮参道や地域のパンフレットが設置されているほか、「外宮参道ギャラリー」と「回廊展」も運営。どちらも「伊勢菊一」からすぐの場所にあり、オープンスペースとなっている。「外宮参道ギャラリー」は、常設展として森武史写真展「神宮の森～日本人のこころ～」を開催。伊勢神宮周辺の山々に広がる、神聖で雄大な自然の姿を無料で観賞できる。また、芸術や文化などさまざまなジャンルの情報発信の場として、若手作家などの企画展などが開催されることも。ギャラリー横にある「回廊展」では、明治から大正時代を中心に、昔の外宮参道の姿を写真で紹介。時代の移り変わりを感じることができる。

入場無料のオープンスペースとなっている「外宮参道ギャラリー」

スポット詳細

住所: 三重県伊勢市本町18-18 地図
エリア: 伊勢エリア
電話番号: 0596284933
時間: 9:00-17:00
休業日: 木
駐車場: なし
クレジットカード: 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
電子マネー/スマートフォン決済: 可(Suica、PASMO、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、メルPAY、d払い、auPAY)
Wi-Fi: なし
コンセント口: あり
喫煙: 不可
滞在目安時間: 0-30分
車椅子での入店: 可
乳幼児の入店: 可

情報提供：ナビタイムジャパン

クチコミ

魚捌き用出刃庖丁、舟行包丁購入

投稿日 : 2022.07.03

外宮に向かう途中で店舗を見つけ、以前から妻が私の釣って来た魚を捌くのに今の出刃包丁が切れにくいと言いネットで探してましたが、入ってみたところ、品揃えも多く店主もこちらの目的に詳しく答えてくれ、少し値が張りましたが白鋼出刃包丁と舟行包丁の二本を購入しました。ハサミ、爪切り等有りましたので立ち寄られてはと思います。
外宮参道

投稿日 : 2019.06.06

伊勢市駅から外宮へつながる外宮参道の真ん中ぐらいにあります。刃物屋さんです。爪切りも販売されていました。
名工

投稿日 : 2019.05.01

伊勢神宮外宮の参道沿いにある刃物のお店です。包丁やハサミ、爪切りなどが置かれています。その辺で買う包丁の10倍はするような大変立派なものも置かれており、びっくりしました。ちょっと立ち寄るだけでも楽しめるお店です。