瀬戸蔵ミュージアム

博物館/科学館

見て、買って、使う。瀬戸焼を身近に感じる場所

尾張瀬戸駅から近い瀬戸市内の中心部にある観光拠点の瀬戸蔵。1-3階までのフロアに瀬戸蔵ミュージアム、瀬戸蔵セラミックプラザがあり、長い歴史から瀬戸焼の隆盛が学べる。日本の焼き物、瀬戸焼とそれを支える窯業の人々の暮らしに思いを馳せてみよう。

建物1階にある瀬戸蔵セラミックプラザ。洋食器から茶道具までの瀬戸物に出合える 建物1階にある瀬戸蔵セラミックプラザ。洋食器から茶道具までの瀬戸物に出合える

1階は瀬戸蔵セラミックプラザ。幅広い瀬戸物との出合いの場に

瀬戸市の中心部にある瀬戸蔵。観光拠点の施設であり、1階には瀬戸蔵セラミックプラザ、2-3階にやきものの博物館機能を備えた瀬戸蔵ミュージアムがある。建物は2005年(平成17)に開館。瀬戸市内の中心部にあり、名鉄尾張瀬戸駅から徒歩5分というアクセスの良さを誇っている。まずは、建物1階にある瀬戸蔵セラミックプラザへ。売り場面積は400平方メートルもの広さがあり、南側は瀬戸焼グランドマーケットがある「COLLECTIVE」ゾーンとなっている。瀬戸焼を窯元やアイテムごと紹介・に販売していて、とにかくカラフル。見ているだけでワクワクする刺激に満ちている。「ACTIVE」ゾーンの北側は瀬戸焼のギフトが豊富。少し変わった従来にない贈答品に巡り合えそうだ。

手前の中皿は伝統的な瀬戸焼の「黄瀬戸」。淡黄色が特徴だ 手前の中皿は伝統的な瀬戸焼の「黄瀬戸」。淡黄色が特徴だ

茶道具、食器類だけでなく招き猫のようなインテリアになるアイテムもある 茶道具、食器類だけでなく招き猫のようなインテリアになるアイテムもある

瀬戸の隆盛を伝えてくれる、緑色の電車がお出迎え

瀬戸蔵の2-3階は瀬戸蔵ミュージアム。街中の中心部にあるミュージアムだが、それでも2つのフロアを合わせて約1800平方メートルの広さを誇る。2階のフロアは1970年代を含む昭和のムードがいっぱいに広がっている。まず来館者を出迎えるのが名古屋鉄道瀬戸線こと「せとでん」のモ754号。現在は名古屋の中心部、栄と瀬戸を結ぶ瀬戸線は元々は「やきもの」や資材輸送のため1905年(明治38)に開業し、名古屋鉄道に合併されるまで、瀬戸電気鉄道という私鉄であった。こうした鉄道が敷設されたというエピソードからも、いかに瀬戸の窯業が隆盛を極めていたかがわかる。なお、モ754号は1928年(昭和3)に製造されたもので、電車内部に入り運転席に座ることも可能だ。

2001年(平成13)まで現役で活躍していた緑色の電車、モ754号 2001年(平成13)まで現役で活躍していた緑色の電車、モ754号

モロと呼ばれる「やきもの工場」。原料や製品の乾燥を防ぐため木造、土壁で建てられた モロと呼ばれる「やきもの工場」。原料や製品の乾燥を防ぐため木造、土壁で建てられた

モロの外には石炭窯と煙突。復元建物の迫力に感動

引き続き、広い2階部分を案内しよう。緑色の電車を越えた先に見えてくるのが土壁の建物。これは当時、モロと呼ばれた木造の「やきもの工場」である。窓が少ない土壁の建物は、内部にある材料の乾燥を防ぐ効果があったのだとか。モロの中では「職人の知恵と工夫」と題した映像を流していて、職人が懸命に働く窯場の様子を伝えてくれる。館内照明が映像の時間経過とともに夕暮れ、夜と変化していく演出も。そして、「やきもの」の工程で欠かせない作業である焼成は、モロの外に高さ9mの煙突、石炭窯を復元して再現されている。明治時代後期から昭和30年代まで活躍した石炭窯は、最盛期の瀬戸には500-600基あったとか。瀬戸市内のいたるところで、陶器を焼く煙が立ち上っていた当時の様子を想像してみよう。

瀬戸市内の赤津地区に今も残る石炭窯と煙突をモデルに復元している 瀬戸市内の赤津地区に今も残る石炭窯と煙突をモデルに復元している

発掘された陶片の質量は考古学ファンも驚くほど

瀬戸蔵ミュージアムの3階は、瀬戸焼の歩みを伝える場所。ただの「やきもの」と思うなかれ。瀬戸焼のルーツは約1600年前の古墳時代に誕生したとされる猿投窯からスタートしたそう。猿投窯から約1000年前の平安時代の瀬戸窯の始まり、そして江戸時代までの瀬戸焼の変化を学べるのが3階のフロアだ。注目は発掘された陶片を時代ごとに展示しているところ。考古学ファンも唸るほどの長年の研究成果でもあり、研究者の情熱がはしばしから伝わってくる。さらに歩みを進めると、明治時代に登場し現在も使われている日用品の「やきもの」が並ぶ。「やきもの」と聞けば、飲食器をイメージしがちだが、置き物といったインテリアから工業製品まで、幅広いラインナップの揃う瀬戸焼の魅力を余すところなく届けてくれる。

瀬戸焼の大型染付作品。明治時代に万国博覧会出品のため製造されたもの 瀬戸焼の大型染付作品。明治時代に万国博覧会出品のため製造されたもの

スポット詳細

住所
愛知県瀬戸市蔵所町1-1
電話番号
0561971190
時間
9:00-17:00(最終入館16:30)
休業日
月1回不定休、12/28-1/4
料金
【入館料】
[一般]520円
[高校生・大学生・65歳以上]310円
[中学生以下・障害者手帳をお持ちの方・妊婦]無料
駐車場
あり(189台)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
あり(Seto_City_Free_Wi-Fi)
コンセント口
なし
喫煙
不可
平均予算
【昼】1-1,000円
【夜】1-1,000円
滞在目安時間
30-60分

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

最寄り

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