土肥金山

その他の史跡/建造物

金の採掘で栄えた町。土肥金山なくして土肥を語るべからず

土肥観光といえば真っ先に挙がるのが「土肥金山」。リアルな採掘風景やギネス記録をもつ巨大金塊、金運アップの銭洗いに黄金のソフトクリーム、砂金採り体験まで。まさに金尽くしの館で金のパワーを受けよう。

実際の坑道の一部を一般公開する土肥金山の観光坑道 実際の坑道の一部を一般公開する土肥金山の観光坑道

伊豆最大の産出量を誇る土肥金山

伊豆修善寺駅から船原峠を越えること50分。峠を下り海沿いへ出ると金の採掘で栄えた土肥の町に着く。土肥といえば土肥金山といわれるほど、町を代表する観光地・土肥金山は、1370年代足利幕府直轄の金山奉行が土肥を支配し金の採掘をしたのが始まり。1601年(慶長6)に徳川家康が伊豆の金山開発に注力すると、1606年(慶長11)、幕府の金山奉行・大久保石見守長安が伊豆金山奉行も兼ね、西洋の採掘法など新技術を導入し産金量を増大させ、町には人家が軒を並べ、土肥千軒と称されたほど栄えた。1625年(寛永2)の休山後、1906年(明治39)に外国人技師を招き探鉱、1965年(昭和40)に鉱量枯渇で閉山したが、その間の推定産出量は金40t、銀400tと佐渡金山に次ぐ生産量を誇る伊豆最大の金山となった。

岩盤崩落を防ぐため枠組みに丸太を詰め掘削する 岩盤崩落を防ぐため枠組みに丸太を詰め掘削する

江戸時代の坑内作業風景をリアルに再現

土肥金山の見どころとなるのが実際の坑道を見学できる「観光坑道」。東西南北に掘削した坑道をつなぎ合わせるとその総延長は約100km、深さ海面下180mにも及び、その巨大さは坑道図を見るとよくわかる。気温は1年を通して約19℃。中には大山祇神(おおやまつみのかみ)を祀る山神社があり、金山の繁栄を願い礼拝するしきたりは、現在の坑夫にも引き継がれている。おもに江戸時代初期に掘削されていたが、当時の坑道は人が1人入れる程度の広さで、1日に掘削できるのは僅か30cm程度。実際に露出している岩肌を見ればその硬さも容易に想像でき、現代のような重機の無い時代には途方もない作業だったに違いない。掘削で湧き出した温泉に癒やされ、明日への活力を満たしていたことだろう。

1966年(昭和41)閉山時に記された坑道図。赤く塗られた部分が一般公開されている 1966年(昭和41)閉山時に記された坑道図。赤く塗られた部分が一般公開されている

ギネスブック認定! 250kgの巨大金塊

「黄金館」には江戸時代の土肥のジオラマや作業場の様子、金鉱石、当時の道具などが展示されている。1tの金鉱石から採れる金の量はおよそ35g。徳川家康の財政を支えた慶長大判小判は土肥金山から駿府まで船で直接搬送された金で鋳造されたもので、その意味でも土肥金山は当時の家康の財政を賄った重要な金山として位置づけられていた。金の重量は鉄の2.5倍あり、見た目以上に重い。試しに千両箱22kgを持ち上げてみるがビクともせず、12.5kgの金塊でさえなかなか持ち上げられない始末だ。さらに土肥金山といえば2005年(平成17)にギネス世界記録に認定された250kgの金塊も必見。ふだんは見ることのない巨大金塊は見ごたえも抜群だ。

2000年(平成12)に200kgの金塊でギネス世界記録認定するも、台湾が220kgで更新。記録奪還のため250kgに増量し、再度認定された 2000年(平成12)に200kgの金塊でギネス世界記録認定するも、台湾が220kgで更新。記録奪還のため250kgに増量し、再度認定された

金箔の鳥居、黄金の泉。金運アップのパワースポット

敷地内の池に泳ぐ金色の鯉、山神社に立つ黄金の鳥居、鉱脈から湧き出る黄金の泉など金にまつわるものに囲まれている土肥金山。なかでも黄金の鳥居と黄金の泉は金運アップのパワースポットとしても人気が高い。黄金の泉の岩盤には天に昇る龍の姿のような「金龍の鉱脈」があり、銭洗い場で硬貨を洗い清めると金運をつかむといわれている。

金箔貼りの鳥居が黄金に輝く山神社 金箔貼りの鳥居が黄金に輝く山神社

そのほか人気の温泉砂金採り体験もおすすめ。通常4-5粒が平均だが、30粒以上も採れる名人もいるとか。コツはなるべく底からすくい、砂を揺すって金をお皿に底に沈めること。採った純金はキーホルダーやペンダントなどにして持ち帰ることもできる。旅の記念に残したい「純金モリモリソフトクリーム」もぜひ。

温泉砂金採り体験30分大人750円、子ども650円 温泉砂金採り体験30分大人750円、子ども650円

純金モリモリソフトクリーム1000円 純金モリモリソフトクリーム1000円

スポット詳細

住所
静岡県伊豆市土肥2726
電話番号
0558980800
時間
[入場]9:00-17:00(最終受付16:30)
[砂金採り体験]9:00-16:20
[入場・砂金採り体験セット]9:00-15:50
休業日
不定休(12月に休業あり)
料金
【入場料(観光坑道&黄金館共通)】
[大人(中学生以上)]1,000円
[小人(小学生)]500円
[幼児]無料

【砂金採り体験】
[大人(中学生以上)]750円
[小人(小学生以下)]650円
駐車場
あり(200台)
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
電子マネー/スマートフォン決済
可(PayPay)
Wi-Fi
あり
コンセント口
なし
喫煙
不可
英語メニュー
あり
平均予算
【昼】1,001-3,000円
滞在目安時間
60-120分
車椅子での入店
乳幼児の入店
ペットの入店
可(入場、見学のみ可)
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

チケット情報

更新日:2022.08.15

このスポットを紹介している記事

クチコミ

  • 暑い夏の日にはピッタリの涼しさ
    4.0 投稿日:2020.08.14
    暑い夏の日の午後に行ってみました。広い駐車場は日陰はなくて残念でしたが、坑口まで行くと坑道の中からひんやりとした風が流れ出しています。坑道の中は期待通りの涼しさで、いろいろな展示をゆっくり見て歩きました。資料館には金鉱石だけでなく、いろいろな鉱石も展示されていて勉強になります。人気の世界一の金塊はもちろん、普通の16kgの延べ棒すら重たくて、持ち上げるのか大変です。
  • 土肥金山
    3.0 投稿日:2020.05.21
    土肥金山は、佐渡に次ぐ生産量を誇った伊豆最大の金山で、展示されている250gの金塊はギネス世界記録を持っています。 「砂金館」では個人でも、砂金を取る体験が出来ます。
  • 土肥
    4.0 投稿日:2020.05.05
    あまり期待はしていませんでしたが、予想以上に楽しかったです。洞窟の中に昔の様子を再現してあり良かったです。あとはギネスに載った?大きなる巨大金塊も見れました。本物か疑いましたが本物らしいです。

TripAdvisorクチコミ評価

もっと見る

アクセス

最寄り

          周辺の駅はありません。 周辺のバス停はありません。 周辺の駐車場はありません。 周辺のインターチェンジはありません。

          東伊豆・南伊豆・西伊豆エリアのおすすめスポット

          静岡のその他のエリア

          + -
          back
          open

          周辺のスポット

          このスポットを共有

          back

          クリップボードにコピーしました