蓼科湖
優雅な過ごし方の似合う、文化人に愛された高原リゾート
蓼科高原の入り口にある湖
茅野市内から車でおよそ30分。ビーナスライン沿いにあり、蓼科高原のほぼ入り口に位置しているのが蓼科湖だ。一周1kmほどの小さな湖だが、古くから観光スポットとして賑わい、ドライブの休憩がてら自然散策をする人の姿を多く見かける。歩きやすいようウッドチップが敷き詰められた箇所もあり、子どもやペットとも散歩しやすいのがうれしいところ。路線バスが茅野駅から出ていて「蓼科湖前」の停留所があるので、車がなくても手軽に訪れることができる。
宿泊して楽しむ蓼科湖
近隣にリゾートホテルやキャンプ場、アウトドアショップがあり、さまざまなレジャーで盛り上がりを見せる蓼科湖。グリーンシーズンは湖でキャンプや釣り、ボートを楽しみたい。湖畔に新しく整備された道の駅「ビーナスライン蓼科湖」は、情報発信コーナーやトイレのほか、周辺施設として昭和の頃を思い出させる蓼科アイスの店舗など、手軽でおいしいフードもうれしい。また、蓼科湖一帯は温泉が湧き出ているのも魅力だ。武田信玄ゆかりの湯として知られる「蓼科温泉」は、今も数軒の旅館が軒を連ねる温泉地だ。湯は長野県内では珍しい高温の酸性泉。いずれも湯量が豊富で、美肌の湯といわれている。
映画監督小津安二郎(おづやすじろう)も愛した蓼科アイスの復刻店
アートや歴史、散策も楽しい
近くにあるのは、6万平方メートルを超える広い敷地をもつ野外美術館「蓼科高原芸術の森彫刻公園」。広場や小さな川などがある公園のなかに、およそ70点の作品が並ぶ。著名なアーティストの作品が自然に溶け込むさまは一見の価値あり。入場は無料なので、湖と合わせて気軽に立ち寄りたいスポットだ。また、ゴールデンウィーク頃に桜が満開を迎える「蓼科山聖光寺(たてしなさんしょうこうじ)」も見どころ。300本の桜が植えられた交通安全祈願のお寺で、秋の紅葉も息をのむほどに美しい。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン