諏訪大社下社春宮

神社

華麗な彫刻が施された大隈流の代表作

1780年(安永9)に建立した幣拝殿(へいはいでん)は、秋宮と同じ図面で、異なる流派の大工が腕を競い合った} 1780年(安永9)に建立した幣拝殿(へいはいでん)は、秋宮と同じ図面で、異なる流派の大工が腕を競い合った

下諏訪町に位置し、諏訪湖から北へ約2km、下社秋宮から北西へ1kmの場所に鎮座する。毎年2月から7月に神座が遷されるため、その名がついた。JR下諏訪駅から徒歩約20分、かつて多くの武士たちが流鏑馬(やぶさめ)の腕を競ったといわれるまっすぐな道を進むと、大鳥居が見えてくる。参道に入ると正面に「神楽殿」、その奥に「片拝殿(かたはいでん)」が左右に並ぶ「幣拝殿」がある。これは大隈流の造りで、秋宮の立川流と並んで江戸時代を代表する宮彫りの流派。技術の高さをうかがえる幣拝殿正面の彫刻は、じっくりと観察したい。境内には、縁結びにご利益のある「結びの杉」や、安産が祈願される「子安社」などがあるが、合わせて参拝したいのが「万治の石仏」だ。春宮に奉納する大鳥居の材料にしようと、ノミを入れたら石から血が流れ出したという伝説を持つことで知られている。独特な参拝方法があるので看板をチェックしてからお参りしよう。

神楽殿の正面に立つと、左に「二之御柱」、右に「一之御柱」が見える} 神楽殿の正面に立つと、左に「二之御柱」、右に「一之御柱」が見える

モアイ像のような「万治の石仏」は、春宮の脇を流れる砥川(とがわ)沿いの畑の中にたたずむ} モアイ像のような「万治の石仏」は、春宮の脇を流れる砥川(とがわ)沿いの畑の中にたたずむ

春宮大門通りにある下馬橋(げばばし)は、年2回の遷座祭(せんざさい)のときに神輿だけが通れる橋} 春宮大門通りにある下馬橋(げばばし)は、年2回の遷座祭(せんざさい)のときに神輿だけが通れる橋

スポット詳細

住所
長野県諏訪郡下諏訪町193 map map 地図
電話番号
0266278316
時間
24時間参拝可能
休業日
無休
料金
無料
駐車場
あり(50台)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 4つの宮のうちの一つ
    4.0 投稿日 : 2023.04.15
    諏訪大社 下社 春宮に訪問しました。4つの宮のうちの一つです。秋宮までは徒歩で移動することは可能です。上社までは市も違いますので車での移動が必要になります。社の中は静かな雰囲気の中に格式があるように感じました。
  • 4社コンプリートしましょう
    3.0 投稿日 : 2023.01.14
    規模は特別大きいわけではない無い。上諏訪と下諏訪ともに諏訪大社グループという感じなので全4社コンプリートすると充実感あり。御守り等は同じかな。
  • 万治の石仏
    5.0 投稿日 : 2022.09.27
    諏訪大社下社春宮については多くの皆様が書かれていますので、Tripadvisorの地図情報には載っていない「万治の石仏」について触れておきます。諏訪大社下社春宮境内西側にある階段を降りて川沿いを歩くと「万治の石仏」という仏様への道標が見えてきます。巨大な体に小さな頭がちょこんとのった印象的な石仏です。あの岡本太郎も絶賛したとされ、近くに記念碑も建てられています。お参りの仕方も独自のもので、「正面で...

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アクセス

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