千代保稲荷神社(おちょぼさん)
日本三大稲荷のひとつとして親しまれる商売繁盛・家内安全の神様
1000年前から続く千代保稲荷神社の歴史
千代保稲荷神社の由緒は約1000年前の平安時代にさかのぼる。源義家(みなもとのよしいえ)の六男・義隆(よしたか)が分家する際、先祖の霊璽(れいじ、故人を家庭で祀る際にその御霊を移す神体になるもの)などを「千代代々に保っていけ」と賜った。その後、義隆の子孫・森八海(もりはちかい)が里を開き、義家から授けられた源氏の霊璽(れいじ)を祀ったことが始まり。「千代に保て」という言葉が、千代保稲荷神社の由来となっている。現在では、伏見稲荷大社や豊川稲荷と並ぶ「日本三大稲荷」のひとつといわれ、年間約160万人もの参拝者で賑わっている。
神社への参拝方法や見どころをチェック
千代保稲荷神社へ行くなら、名古屋発の高速バス「にしみのライナー」と接続するリレーバスを利用しよう。さまざまな店が並ぶ参道を進み参拝へ。ここでは入り口付近の店で販売されている油揚げとロウソクをお供えして参拝する人が多い。稲荷の「なり」はものや生命を生み出す力を意味し、商売繁盛や家内安全のご利益も。石段を上り燈明場にロウソクを立てたら、拝殿に油揚げをお供えし、お賽銭を納めて参拝しよう。ほかにも古堂や精霊殿など、歴史ある社殿の数々も見どころ。神社所有の美術品を収蔵展示している「温故集成館」は入場無料なので、ぜひ立ち寄っておこう。
地元ならではの絶品グルメも楽しもう
千代保稲荷神社へ訪れる参拝客にとっては、参道に軒を連ねる店でのショッピングや街歩きが楽しみのひとつ。約700mのあいだに120軒ほどの店舗が立ち並ぶ門前町で、地元ならではのグルメも味わっておきたい。岐阜県海津市は県内有数の水郷地帯のため、木曽三川流域で育ったうなぎやナマズなど、川魚料理も有名だ。昔ながらの雰囲気が残る店も多く、みたらし団子や串カツを店舗前で楽しめる。千代保稲荷神社の土産には、ヨモギのたっぷり入った草餅が定番。神社への参拝とともに、門前町で地元グルメも堪能しよう。
スポット詳細
- 住所
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岐阜県海津市平田町三郷1980
地図
- エリア
- 西濃エリア
- 電話番号
- 0584662613
- 休業日
- 無休
- 料金
- 無料
- 駐車場
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あり(70台、無料)
※周辺に1,500台あり、有料 - クレジットカード
- 不可
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 日本三大稲荷の一つ
- 日本三大稲荷の一つと言われてます。毎月の晦日や年末年始は凄い参拝客ですが、平日はノンビリ参拝することが出来ます。
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- 美味しいものがたくさん
- 神社のまわりにはお店がたくさんあり、食べ歩きもお土産を買うこともできます。串カツや大学芋など美味しかったです。
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- 岐阜といえばおちょぼさん。
- 岐阜の友人曰く、「岐阜といえばおちょぼさん、初詣はみんな岐阜」とのこと。おなじお稲荷さんでも、豊川稲荷と比べると敷地面積はとても小さいですが、門前町の賑わいはかなりのもの。2月でしたが門前町で熊手がうられ、名物の串カツや草餅、川魚やウナギ料理屋さんも賑わってました。民営駐車場も良心的な値段で、300円/回の場所が多く、気軽に立ち寄れます。
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