黒部ダム

その他の名所

人間の力が生み出した壮大な建造物に感嘆

昭和30年代、日本が高度経済成長期を迎え、電力需要が高まりを見せるなか、建設されたのが黒部ダムである。目の当たりにしたとき、日本一の高さを誇るダムを造り出した人間の底力とチャレンジ精神に感嘆の声が漏れるだろう。

6月26日から10月15日までは観光放水が行われている 6月26日から10月15日までは観光放水が行われている

7年の歳月をかけた大工事

黒部ダムは、黒部川第四発電所の取水ダムであり、総称して「くろよん」と呼ばれている。黒部川の電源開発は大正時代から始まり、1972年(昭和47)最初の発電所として柳河原発電所が運転を開始、その後黒部川第二発電所、1940年(昭和15)には黒部川第三発電所が運転を開始した。第二次世界大戦後、日本の急速な経済復興にともない、関西の深刻な電力不足が社会問題であった。そんななか、1956年(昭和31)にくろよん建設工事が着工された。工事に必要な資機材を運搬するための大動脈となる大町トンネル(現在の関電トンネル)工事では、入り口から約1700mの地点で最大の難所とされる「破砕帯」にぶつかり、わずか80mの軟弱な地盤を突破するのにおよそ7か月を要した。1958年(昭和33)に関電トンネルが開通すると、くろよん建設は順調に進行し、1963年(昭和38)に7年の歳月をかけた世紀の大工事は完成を見た。この様子をパネルや映像で展示しているのが「新展望広場特設会場」であり、先人の苦労が伝わってくる。

人間の限界を超えんとする挑戦は『黒部の太陽』として映画化もされた 人間の限界を超えんとする挑戦は『黒部の太陽』として映画化もされた

ダムの高さは日本一

ダムの高さは186mで日本一を誇る。えん堤の長さは492m、観光放水の水量は毎秒10t以上、ダムの総貯水量は約2億立方ミリメートル。特に水煙をあげる豪快な放水はまさに圧巻のひと言。標高1470mの地点にあることから涼しく、避暑地スポットとして人気を呼んでいる。人工湖のエメラルドグリーンの湖面も美しい。富山側からは、立山黒部アルペンルートの「立山ロープウェイ」など乗り継ぎ、長野側はエコな電気で走る「関電トンネル電気バス」でダムへと向かう。ダムのビューポイントは7つあり、おすすめはダム展望台と放水観覧ステージ。ダム展望台は全体を見渡すことができ、放水観覧ステージは、水しぶきがかかりそうなほど近くで放水が見られる。

ダム展望台に行くには多くの階段を登るが、それだけの労力をかける景色が広がる ダム展望台に行くには多くの階段を登るが、それだけの労力をかける景色が広がる

コンクリートの絶壁を階段で登っていく コンクリートの絶壁を階段で登っていく

記念撮影は「ふぉっとダム」で

この黒部ダムには、記念写真撮影システム「ふぉっとダム」が導入されている。黒部ダムの景色とともに、写真撮影ができる。新展望広場とえん堤の2か所に設置されている。完成写真はA4サイズ、2つ折り台紙入り(4月下旬から11月上旬まで、1200円)。ダウンロードも可能。通常では絶対に撮れないアングルでの写真は旅の思い出になるに違いない。

グレーのボックスが記念写真撮影システム「ふぉっとダム」 グレーのボックスが記念写真撮影システム「ふぉっとダム」

スポット詳細

住所
富山県中新川郡立山町芦峅寺
エリア
立山エリア
休業日
12月-4月中旬

情報提供: ナビタイムジャパン

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