吉高屋
明治元年の創業の老舗土産屋
レトロなカメ印がトレードマーク
神戸電鉄有馬温泉駅の改札を出てすぐ向かいにある、1868年(明治元)に創業された風情漂うたたずまいのお土産屋。数ある有馬のお土産屋のなかでもここでしか買えないオリジナル商品が豊富で、遊び心くすぐられるユニークで珍しい商品も多いため、店内はいつもお土産を買い求める観光客がひっきりなしに訪れる人気スポット。看板商品として、有馬温泉の名物湯「金泉」と「銀泉」の温泉分析書に基づき再現した薬用入浴剤5袋入り1100円が有名だ。その始まりは、有馬温泉の泉源から引っ張ってきた源泉の沈殿物を乾かして作った「湯の花」と呼ばれる、今でいう入浴剤にあたるものを販売していたこと。戦後に一度はなくなってしまったものの、技術の進化により温泉分析書に基づいた入浴剤を開発。有馬の湯泉神社の亀の御紋にあやかって明治時代に創作された、レトロでかわいい「カメ印」をトレードマークに再び販売されるようになった。歴史ある有馬の名湯を、自宅でも味わえると幅広い観光客に人気。ちょっとしたお土産としても喜ばれる商品だろう。
温泉成分配合の「美肌石鹸」でお肌スベスベ
オリジナル商品カメ印の「美肌石鹸」880円も、入浴剤に負けじとお土産として人気の高い商品だ。有馬温泉の老舗旅館中の坊とコラボした金泉を配合した洗顔石けんと、炭酸泉を配合した洗顔石けんの2種類の「美肌石鹸」が販売されている。無添加・無着色なので肌にやさしく、幅広い世代に人気だが特に女性へのお土産として購入して帰る人が多いとのこと。洗顔石けんとなっているが、敏感肌や乾燥肌の人は全身洗いにもおすすめだそう。そのほかにも、有馬温泉を配合したカメ印のオリジナルスキンケア用品を展開している。店内はいつも多くの観光客で賑わっているため、急いでいる場合はお店の表に設置されているカメ印自販機で、サッと購入して帰れるのでチェックしてみよう。
旅の締めくくりに有馬土産を求めて
もちろん店内にはオリジナル商品だけでなく、有馬の有名な「炭酸せんべい」小缶756円や神戸土産、そのほかにも魅力的な雑貨商品などたくさんの商品が取りそろえられている。日本最初のサイダーといわれている有馬サイダーを再現した、「ありまサイダーてっぽう水」1本270円も人気のお土産。レトロな見た目のパッケージがかわいい「てっぽう水ドロップス」388円と「てっぽう水キャラメル」270円はどんな味なのか、気になり思わず購入しそうになる商品だ。吉高屋オリジナルのレトロデザインのTシャツやトートバッグは、若者や外国人観光客を中心に人気なのも納得できる。有馬温泉の中心街からははずれているものの、駅が目の前なので荷物になってしまうお土産を帰る直前に購入できるのは大きなポイントではないだろうか。
スポット詳細
- 住所
- 兵庫県神戸市北区有馬町259 地図
- エリア
- 六甲山・有馬エリア
- 電話番号
- 0789040154
- 時間
- 9:30-19:00
- 休業日
- 水(祝日の場合は営業)
- 駐車場
- あり(5台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(PayPay、楽天ペイ)
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
情報提供: ナビタイムジャパン