出雲日御碕灯台
120年近く海の安全を守ってきた、日本一の高さを誇る白亜の石造灯台
上まで登って島根半島を一望できる
松江市美保関町で切り出された硬質な石材を使った白亜の外観は、日本海や空の青とくっきりとした対照を見せる。灯台の内壁はレンガ造り。外壁と内壁の間には空間がある二重構造だ。光度は48万カンデラで、夜間は約40km沖合まで達し、今も現役で海の安全を守っている。全国の登れる灯台16基の1つで内部にある163段のらせん階段を登ると、灯台上部の展望台からは日本海のパノラマに島根半島の全景を一望。晴れた日には南に中国山地、北には隠岐諸島も見える。夕暮れに浮かぶ灯台のシルエットもすばらしいそうだ。
美しい夕日の眺めや灯台のライトアップを楽しめる
1998年(平成10)に「世界の歴史的灯台百選」、2013年(平成25)に国の登録有形文化財になっている。そして、夕暮れに日本海へ沈む夕日の美しさは格別で、「展望台へらせん階段を上がり続ける歩みは、高まる愛の軌跡のようだ」という理由で2017年(平成29)に日本ロマンチスト協会により「恋する灯台」に認定された。特別な日にはライトアップされる。灯台下の海側には望遠鏡が設置され、沖合を行く大型船や、季節によってはウミネコの群れなどを見ることができる。併設されている灯台資料館では、構造など灯台について学べる(入場無料)。2003年(平成15)に点灯100周年を迎えた。
展望台からは日本海の水平線が見渡せる。海の青さが深い、雄大な風景
周囲の豊かな自然を満喫しよう
灯台のある日御碕の海岸沿いには遊歩道が設けられている。海食によって隆起した岩盤や、「島根半島・宍道湖中海ジオパーク」の代表的スポットであり、約1600万年前に流出した溶岩が冷却してできた、積み木を重ねたように見える岩石「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」など、変化に富む自然の造形美を楽しめる。灯台から北へ歩けば、大小の島や奇岩が並ぶ「出雲松島」も見られる。駐車場から灯台へ向かう道沿いには土産店や海鮮丼が食べられる食事処などが軒を連ねる。近くにウミネコの繁殖地でもある経島(ふみしま)がある。日御碕灯台から出雲大社までは車で約20分だ。
スポット詳細
- 住所
- 島根県出雲市大社町大字日御碕1478
- エリア
- 出雲大社周辺エリア
- 電話番号
- 0853545341
- 時間
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[3-9月]土日等9:00-17:00、平日9:00-16:30
[10-2月]9:00-16:30
※土日等とは、土日祝、休日、GW(4/29-5/5)、8/10-19、12/29-1/3をいう。 - 休業日
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年中無休
※ただし、荒天や灯台工事に伴い休止する場合あり、その場合は、燈光会HPの出雲日御碕灯台ページでお知らせ - 料金
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[参観寄付金]中学生以上300円
※小学生以下、障がい者(介助の方1人まで)の方は無料です - 駐車場
- なし(ただし、灯台周辺に公園駐車場あり)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 0-30分
- 乳幼児の入店
- 可(保護者による責任のもと可)
- 備考
- ※電話番号は公益社団法人燈光会 出雲日御碕支所に繋がります。
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 小さな展示資料室(内容はまじめ)
- 日御碕灯台に来れば間違いなく前を通ると思います。無料で見学できます。灯台のしくみなどを真面目に解説しています。小さな資料展示室ですので、時間もかかりません。灯台に来た際には立ち寄っても損はないと思います。
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- とても勉強になる。
- 日御碕灯台前にある資料展示室です。展示室内には、灯台の構造や、歴史、この灯台が造られた背景などが書かれたパネルが展示してあり、どれも興味深く勉強になるものでした。それほど大きくはない資料室で、展示内容を見るにもそれほど時間はかからないので、日御碕灯台を訪れた際には、立ち寄られる事をお勧めいたします。
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- 面白い✨
- 日御碕灯台の入口付近にあります✨こういう場所って子供が興味を!?って思いますが✨大人が意外にも楽しめる場所でした✨クイズあり学びあり✨小さなスペースがちょうど良かった✨
TripAdvisorクチコミ評価
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