久米島町奥武島の畳石
亀の甲羅のような岩が並ぶ不思議な風景
畳石は、久米島の東海岸沖にある奥武島(おうじま)の景勝地。新奥武橋(しんおうばし)でつながっている奥武島に渡り、すぐ右手に見えてくる駐車場を抜けると、青い海を背にした白い砂浜に亀の甲羅のような六角形や五角形をした石が畳のように敷き詰められた風景が見えてくる。この不思議な畳石は柱状節理と呼ばれ、火山活動で噴出した安山岩質の溶岩がゆっくり冷えて固まっていく過程で発生したもの。岩の柱は束となり、深さ約100mほどまであるという。一つひとつの柱がこれだけ大きく上を歩けるところは世界的にもきわめて珍しいため、2014年(平成26)に国の天然記念物に指定された。砂に覆われている部分も含めて1000個以上にも及ぶという畳石は、潮が引くと見える範囲が広くなり、その上まで行くことができる。波や砂で削られた畳石の表面は海水で濡れた部分が滑りやすいので、足下に気をつけながら歩こう。また、右手にイーフビーチの見える奥武島の海の美しいグラデーションブルーも見どころのひとつだ。
スポット詳細
- 住所
- 沖縄県島尻郡久米島町字奥武島 地図
- 電話番号
- 0988517973
- 時間
- 見学自由
- 休業日
- 見学自由
- 料金
- 無料
- 駐車場
- 有(20台)
- クレジットカード
- 不可
- 備考
- [久米島町観光協会]098-896-7010
情報提供: ナビタイムジャパン