国営沖縄記念公園 海洋博公園

公園/緑地

沖縄の自然と文化を一日中体感できる施設が勢ぞろい

東シナ海に突き出した本部半島に位置する「日本の都市公園100選」に選ばれている国営公園。広い敷地内には「沖縄美ら海水族館」をはじめ「エメラルドビーチ」「熱帯ドリームセンター」など沖縄の自然・文化を満喫できるスポットがそろい、一日中楽しめる。

礁湖(ラグーン)内にあるコーラルサンドの美しいビーチ。奥に見えるのは伊江島} 礁湖(ラグーン)内にあるコーラルサンドの美しいビーチ。奥に見えるのは伊江島

沖縄国際海洋博覧会が始まり

1975年(昭和50)に本部町(もとぶちょう)で開催された沖縄国際海洋博覧会を記念して、1976年(昭和51)8月にその跡地に設置された国営公園。「太陽と花と海」をテーマに沖縄の魅力を伝える沖縄観光の中心的役割を担っている。広い敷地内には、ジンベエザメやナンヨウマンタなどの貴重な海洋生物が飼育されている沖縄美ら海水族館をはじめ、熱帯ドリームセンター、海洋文化館、エメラルドビーチ、イルカショーを行っているオキちゃん劇場などジャンル豊かな施設が点在。広い公園内は電気遊覧車が運行されているので、うまく活用しよう。

「オキちゃん劇場」で1日5回開催されるイルカショーが人気。隣接の「イルカラグーン」ではイルカ給餌体験(有料)も実施} 「オキちゃん劇場」で1日5回開催されるイルカショーが人気。隣接の「イルカラグーン」ではイルカ給餌体験(有料)も実施

まずは人気No.1スポットの沖縄美ら海水族館から

最大の見どころはなんといっても沖縄随一の人気スポット「沖縄美ら海水族館」。沖縄の海を再現しており、サンゴ礁広がる浅瀬から沖合の黒潮、さらに深海へと旅するような造りになっている。魚類最大のジンベエザメや複数のナンヨウマンタが泳ぐ大水槽は、沖縄の美しい海の中をのぞき込んだような感覚を味わえ、多くの人の心をつかみ続けている。そのほかにも、数多くの世界一や世界初の飼育記録や繁殖記録を有している点にも注目したい。水族館の出口から徒歩約7分の位置には、「海水浴場百選」にも選定されている「エメラルドビーチ」が。エメラルドグリーンの海と白砂に癒やされる。

メインスポットの「黒潮の海」水槽は深さ10m、幅35m、奥行き27mの大迫力。約60種の生き物を展示している} メインスポットの「黒潮の海」水槽は深さ10m、幅35m、奥行き27mの大迫力。約60種の生き物を展示している

植物好きにはたまらない熱帯ドリームセンター

園内は電気遊覧車が周回しているので、少し離れた場所へ移動する際は上手く活用しよう。熱帯・亜熱帯の花々を集めた植物園「熱帯ドリームセンター」へも遊覧車で移動することができる。施設内の温室では常時2000株以上のランが咲き誇り、湿性植物や水生植物はもちろんのこと、アロワナ、ピラルクなどの熱帯魚、沖縄県の蝶「オオゴマダラ」も観察できる。また古代遺跡を思わせる遠見台は高さ36mで、中央には映画のセットのような広い回廊が。インスタ映えするスポットも多いので、植物好きだけでなく写真好きな方にもおすすめ。定期的に植物に関連したクラフト体験などのイベントも開催されるので、最新情報を海洋博公園公式HPでチェックしておこう。

ランドマークとなっている遠見台の頂上からは東シナ海を一望できる} ランドマークとなっている遠見台の頂上からは東シナ海を一望できる

時間がある人は海洋文化館やおきなわ郷土村も訪れてみて

時間に余裕がある人は「海洋文化館」や「おきなわ郷土村」も合わせて訪れておきたい。どちらも沖縄の伝統文化や、昔の暮らしを知ることができる。海洋文化館は、沖縄を含めた太平洋地域における海洋民族の文化や歴史を紹介する施設。サバニ(沖縄の伝統漁船)などの実物展示があり、海とともにあった人々の暮らしを体感できる。館内にはプラネタリウムもあり、季節に合わせた沖縄の星空と民話を紹介する番組など、多数のプログラムを上映している。すぐ近くにあるおきなわ郷土村は、17〜19世紀の沖縄の村落を再現した場所。赤瓦屋根や茅葺き屋根の沖縄の伝統的な民家をはじめ、御嶽(うたき)、拝井泉(うがみがー)などがあり、昔の沖縄にタイムスリップした気分を味わえる。2022年4月には新施設の「ゆくい処・舞台」、「じんぶんBOX」等がオープンし、往時の生活や沖縄の多様な歴史文化をより深く学ぶことが出来そうだ。

海洋文化館には沖縄をはじめ太平洋地域のさまざまなカヌーが展示されている} 海洋文化館には沖縄をはじめ太平洋地域のさまざまなカヌーが展示されている

1億4000万個の星々を映し出せるプラネタリウムホール} 1億4000万個の星々を映し出せるプラネタリウムホール

おきなわ郷土村の「地頭代の家」。当時の地方行政の長の住居を再現した、堂々としたたたずまい} おきなわ郷土村の「地頭代の家」。当時の地方行政の長の住居を再現した、堂々としたたたずまい

おきなわ郷土村の「ゆくい処・舞台」。沖縄の昔ながらの風習や屋敷の特色等を解説するアニメーション映像「命の結び目」を上映している。} おきなわ郷土村の「ゆくい処・舞台」。沖縄の昔ながらの風習や屋敷の特色等を解説するアニメーション映像「命の結び目」を上映している。

おきなわ郷土村の「じんぶんBOX」。おきなわ最古の歌謡集「おもろさうし」で詠われた時代の世界観を、沖縄の人々と植物のかかわりを通して遊びながら学ぶことができる。} おきなわ郷土村の「じんぶんBOX」。おきなわ最古の歌謡集「おもろさうし」で詠われた時代の世界観を、沖縄の人々と植物のかかわりを通して遊びながら学ぶことができる。

スポット詳細

住所
沖縄県国頭郡本部町字石川424 map map 地図
電話番号
0980482741
時間
[夏期(3-9月)]8:00-19:30
[通常期(10-2月)]8:00-18:00
休業日
海洋博公園HPをご確認ください
料金
[入園料]無料
駐車場
あり
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、Diners Club)
※一部利用できない店舗がございます。
電子マネー/スマートフォン決済
可(QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、d払い、auPAY、ALIPAY、JcoinPay)
※一部利用できない店舗がございます
Wi-Fi
あり
コンセント口
あり
喫煙
ベジタリアンセレクション
なし
ハラル対応
なし
英語メニュー
あり
平均予算
【昼】1,001-3,000円
【夜】1,001-3,000円
滞在目安時間
120分以上
車椅子での入店
乳幼児の入店
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

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アクセス

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最寄り

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