米原海岸

海岸/浜

白い砂浜の向こうにサンゴ礁が広がる人気のビーチ

石垣島の北西部に位置する開放感あふれるビーチ。白い砂浜の向こうには熱帯魚が群れ泳ぐサンゴ礁の海が広がっており、気軽に海中観察を楽しめるスノーケルスポットとして地元でも人気の高いビーチだ。

見渡す限り青い海と空が広がる天然のビーチ} 見渡す限り青い海と空が広がる天然のビーチ

石垣島で最も人気のあるロングビーチ

米原ビーチへのアクセスは、南ぬ島石垣空港から車で約25分、市街地からも約30分ほど。路線バスを利用することも可能だが、本数が少ないため事前に時刻表を確認しておく必要がある。ビーチ付近には、台数が限られた無料駐車場のほかに、有料駐車場やシャワー室、商店、スノーケルやパラソル等のマリングッズを貸し出すショップがあり、気軽に海水浴を楽しむことができる。地元民にも観光客にも長らく愛され続けているビーチだが、近年では利用客の増加やマナーの低下によって自然環境への悪影響が見られるようになり、2022年(令和4)から、生き物を獲ったり、エサを与えたり、サンゴを踏みつける等の行為を禁止し、遊泳時にはライフジャケットやウェットスーツ、ラッシュガードの着用を推奨する「米原海岸利用ルール」が定められ、協力が呼びかけられている。西表石垣国立公園にも指定されている米原ビーチの自然を未来に継承するためにも、海岸に立てられたルールの看板を一読してから利用したい。

駐車場から南国の植物が茂る細道を抜けると、視界に一面の青が広がる} 駐車場から南国の植物が茂る細道を抜けると、視界に一面の青が広がる

ビーチには日陰が少ないため、テントや敷物があるとより快適に過ごせる} ビーチには日陰が少ないため、テントや敷物があるとより快適に過ごせる

浅瀬の海で熱帯魚に出合えるスノーケリング

米原ビーチは遠浅で、サンゴ礁や小さな熱帯魚を数多く見ることができる。子ども連れのファミリー層やスノーケリングの初心者にもおすすめのスポットだ。干潮時に海中の様子を上から眺めているだけでも楽しいが、水中メガネで海中をのぞいてみると、まるで水族館のような別世界が広がり、色とりどりの熱帯魚たちを間近に観察することができるので、ぜひ体験してほしい。スノーケリングには適切な道具が必要なので、少しでも不安があるときには近隣のショップで借りたり、ツアーに参加したりして使い方を教えてもらおう。なお、浅瀬の遊泳エリアは安全な米原ビーチだが、サンゴ礁のリーフの外は一気に水深が深くなり、砂浜から沖へと流れていく離岸流も発生するため、事故の多い危険なビーチとしても知られている。スノーケリングに夢中になり過ぎて沖に流されないように、自分のいる位置や体調に十分気をつけながら、安全に海を楽しもう。

安全にビーチを楽しむために、注意喚起の看板を見て海中の地形や離岸流について知っておこう} 安全にビーチを楽しむために、注意喚起の看板を見て海中の地形や離岸流について知っておこう

近隣の観光スポットにも立ち寄ってみよう

米原ビーチの周辺には、海水浴以外にも楽しめるスポットがいくつかある。ビーチのすぐ近くには、沖縄の守り神として知られるシーサーの巨大な焼物が数多く立ち並ぶ「米子焼工房 シーサー農園」がある(入場無料)。また、車で約5分のところには、石垣島と西表島にしか自生しない希少な巨大ヤシが生い茂る「米原のヤエヤマヤシ群落」もある。ヤエヤマヤシだけでなく、リュウキュウガキ、ハマイヌビワなど亜熱帯特有の植物が自生する遊歩道は夏でも涼しく、まるでジャングルにいるような気分を味わえるので、遊歩道の入り口にあるお店で搾りたてのサトウキビジュースを飲んで、ビーチの日差しで火照った体をクールダウンしに訪れるのもいいだろう。かつてはキャンプ場が併設されていた米原ビーチだが、現在、キャンプ場は閉鎖されているので、泊まりがけで訪れる場合には近隣の民宿やホテルを利用しよう。

「米子焼工房 シーサー農園」の入り口にある人気の撮影スポット} 「米子焼工房 シーサー農園」の入り口にある人気の撮影スポット

海上がりに訪れたい「米原のヤエヤマヤシ群落」} 海上がりに訪れたい「米原のヤエヤマヤシ群落」

スポット詳細

住所
沖縄県石垣市米原 map map 地図

情報提供: ナビタイムジャパン

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