池間島

自然の海岸と夕焼けが美しい、伝統が息づく島

宮古島の北側にある池間島は、日本最大級のサンゴ礁である八重干瀬(やびじ)に最も近い島で、自然のままの美しいビーチが点在。島の中央部には野鳥を観察できる湿原がある。また、伝統文化が今も色濃く息づく島としても知られている。

宮古島とつながる池間大橋から望む海の色は、「池間ブルー」とも呼ばれる格別の美しさ} 宮古島とつながる池間大橋から望む海の色は、「池間ブルー」とも呼ばれる格別の美しさ

昔ながらの自然と風習が息づく島

宮古空港から北に向かって車を走らせること約30分。1992年(平成4)に開通した池間大橋によって初めて宮古島から車で渡れるようになった離島が池間島だ。島の周囲は10kmほどで、上空から見ると馬のひづめのような形をしており、周辺のサンゴ礁は沖縄県内でも有数の美しさを誇る。また、島全体が国の鳥獣保護区に指定されており、島の内部には「日本の重要湿原500選」に選ばれた「池間湿原」がある。独特の風習から池間島・池間島系統の人々は「池間民族」と呼ばれ、伝統的な祭司や信仰が根強く残っていることでも知られている。手つかずの自然が多く、ひっそりと佇む御嶽(うたき)もあるので、むやみに立ち入らないように注意したい。

池間島側から見る池間大橋。向かいに見えているのは風力発電の風車が並ぶ西平安名崎(にしへんなざき)} 池間島側から見る池間大橋。向かいに見えているのは風力発電の風車が並ぶ西平安名崎(にしへんなざき)

池間大橋を見るおすすめポイント

宮古島と橋でつながっている離島は3つあるが、そのなかでも全長1425mの池間大橋から見る海の色は格別に美しく、「池間ブルー」とも呼ばれている。透明度の高いエメラルドグリーンの海を観賞するおすすめのスポットは、まず橋を渡る前、橋のたもとにある池間大橋駐車場。車を停めて波打ち際まで行くと、橋桁の下からの風景も望める。そして、橋を渡ってすぐ右手にあるドライブインからの風景。こちらもビーチに降りて見上げたり、老舗のお土産店「海美来(かいみーる)」の屋上展望台から見下ろしたりと、さまざまなアングルから絶景を楽しめる。また、橋の全景を眺めたいときには、宮古島の北西端にある西平安名崎の展望台からのショットがおすすめだ。

池間大橋のたもとにあるドライブイン「海美来」の屋上から見る池間大橋は絶景のひとこと} 池間大橋のたもとにあるドライブイン「海美来」の屋上から見る池間大橋は絶景のひとこと

池間大橋のドライブイン下にあるマサカダツビーチはお浜ビーチとも呼ばれる。アクセスは「海美来」横の階段から} 池間大橋のドライブイン下にあるマサカダツビーチはお浜ビーチとも呼ばれる。アクセスは「海美来」横の階段から

美しいビーチで思いおもいの時間を過ごそう

池間島にある天然のビーチをいくつかご紹介しよう。池間大橋を渡ってすぐ横にあるドライブイン下のマサカダツビーチは、大神島(おおがみじま)が右手に浮かぶ白砂が美しい浜。そのまま島の北側を進むと、NHK朝の連続テレビ小説『純と愛』のロケ地として一躍有名になった「ハート岩」があるイキヅービーチ。そして、道路脇にあるブロック岩が目印で「池間ブロック」の愛称で親しまれているフナクスビーチは、沖合のサンゴ礁が美しく、スノーケルスポットとして人気だ。その隣りにあるカギンミビーチは、ビーチへ降りるのにロープを使うことから「池間ロープ」とも呼ばれている静かな隠れ家ビーチ。いずれのビーチも監視員がいない自然海岸なので、遊泳する際は十分に気をつけよう。

プライベートビーチ感満点のイキヅービーチ} プライベートビーチ感満点のイキヅービーチ

ロープをつたって降りた先に絶景が待つカギンミビーチ} ロープをつたって降りた先に絶景が待つカギンミビーチ

大潮の干潮時にはサンゴが水面に顔を出す。踏みつけないように注意しよう} 大潮の干潮時にはサンゴが水面に顔を出す。踏みつけないように注意しよう

スポット詳細

住所
沖縄県宮古島市平良池間 map map 地図

情報提供: ナビタイムジャパン

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