由岐神社
京都三大奇祭のひとつ「鞍馬の火祭」を執り行う
叡山電車の鞍馬駅に到着し、名物の「木の芽煮」などを扱う店が並ぶ参道を進むと、鞍馬寺の山門が見えてくる。愛山料を納めて境内を進むと、右手にケーブル乗り場が見えてくるが、そのまま直進し「つづら折り」と称される坂道を登ること5分で由岐神社に到着する。940年(天慶3)に平安京の北方鎮護を目的に創建された神社で、中央が参道になっている「割拝殿(わりはいでん)」と呼ばれる建築が存在感を放つ。年間を通じて神事が営まれているが、毎年10月22日に執り行われる「鞍馬の火祭」はとりわけ有名だ。もともと祭神・由岐明神は御所に祀られていたが、天下泰平を願って京都の北方に位置するこの地に遷座するとき、大行列が手に松明を持ち、道にかがり火を焚いて迎えたことに由来するといい、炎で山一面が赤く染まる勇壮な祭りとして、京都三大奇祭に数えられている。本殿の石造狛犬は、子どもを抱いている珍しいもので、子授け安産の神としての信仰も集めている。
豊臣秀吉の子・秀頼が再建した貴重な桃山建築として評価が高い割拝殿
スポット詳細
- 住所
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京都府京都市左京区鞍馬本町1073
地図
- エリア
- 大原・鞍馬・貴船エリア
- 電話番号
- 0757411670
- 料金
- [参拝]無料
- 駐車場
- なし
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 0-30分
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 鞍馬寺の鎮守社として創建
- 鞍馬駅から徒歩10分ほど。940年に鞍馬寺の鎮守社として創建。祭神は由岐大明神(大己貴命、少彦名命)。現社殿は豊臣秀頼(秀吉の子)により1607年に再建されたもの。鳥居のすぐ先にある建物が拝殿(国重要文化財)。「割拝殿」という変わった形をしており、中央に石段状の通路が設けられている。通常の神社は拝殿前で参拝を行うが、この神社ではその通路を抜けて本殿前で参拝を行う。本殿前には樹齢約800年の御神木...
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- ★割拝殿 雪踏みなづみ 通り抜く
- 転倒しないように雪道をゆっくりたどりながら、鞍馬寺の本殿を志す途中に立ち寄って参拝しました。「大杉さん」と呼ばれる巨大なご神木から雪が垂(しず)れていました。珍しい雪の日に訪れた幸運に感謝しました。1度だけ見に行った火祭りを思い出しました。
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- 多分、昔は鞍馬寺の守護を担った神社だったと思われます
- 割拝殿に曳かれて毎年、参詣する神社です。ここは一見、鞍馬寺の祭りと勘違いされそうな奇祭「鞍馬の火祭(毎年10月22日催行)」の神社です。位置は鞍馬寺の参道途中にあり、ケーブルカーで寺へ行ってしまうとこの神社は通過してしまうため、行き(登り)はケーブルカーでも帰路は必ず徒歩で降りて来られることをお勧めします。一本道であり、必ずこの神社の前に至るのですぐに判ります。数年前の台風被害で社の一部が倒壊した...
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