伏見十石舟

遊覧船/水中観光船

水の都・伏見のまちを、江戸時代の旅人気分でゆるり舟旅

京の酒どころとして知られる伏見は、豊かな水源に恵まれる水の都でもある。江戸時代には舟旅で往来する人たちの宿場町としても栄えた。歴史の舞台を旅する気分で、舟の上から伏見の街を楽しもう。

酒蔵のある風景を進んでいく。この辺りは人気のフォトスポット(写真提供:NPO法人伏見観光協会)} 酒蔵のある風景を進んでいく。この辺りは人気のフォトスポット(写真提供:NPO法人伏見観光協会)

数々の歴史の舞台となった水の都・伏見

江戸時代には、旅人を乗せてこの伏見の街と大坂を結んだという伏見港。多くの旅人が伏見のまちを拠点に、西へ東へと行き来したという。旅人たちの宿である宿場町として栄え、当時は大変賑わったという。そうしたことから数々の歴史の舞台にもなってきた。あの有名な「寺田屋騒動」が起こったのも伏見の舟宿のひとつ、寺田屋であった。坂本龍馬が襲撃されたり、鳥羽・伏見の戦いが繰り広げられたのもこの街。このような歴史上のエピソードからも、江戸時代の京都にとって、重要な街であったことをうかがい知ることができる。

春には降り注ぐような桜の下を通過することも(写真提供:NPO法人伏見観光協会)} 春には降り注ぐような桜の下を通過することも(写真提供:NPO法人伏見観光協会)

江戸時代の旅人気分を味わおう

伏見の街の賑わいに大きな役割を果たしたのが、伏見の街を包み込むかのように流れる川の存在である。車や電車がなかった当時、川の流れを利用した舟の存在は大きく、大坂へ向けて多くの三十石船が運航していたという。現在では遊覧船として、十石舟が季節限定で運航している。十石舟は、毎年3月下旬~12月初旬頃までの運航で、月桂冠大倉記念館のすぐ近くに位置する河川沿いの乗船場から乗ることができる。往復50分ほどの乗船で、船頭さんのガイド付きで美しい酒蔵が連なる風景を眺めながらゆったりと伏見の街を巡ることができる。

秋には紅葉を楽しみながら乗船。ベテラン船頭さんのガイドにも耳を傾けよう(写真提供:NPO法人伏見観光協会)} 秋には紅葉を楽しみながら乗船。ベテラン船頭さんのガイドにも耳を傾けよう(写真提供:NPO法人伏見観光協会)

スポット詳細

住所
京都府京都市伏見区南浜町247 map map 地図
電話番号
0756231030
時間
[十石舟]10:00-16:20 ※約20分毎に運航
※運航日については要お問い合わせ
休業日
[3月下旬-12月上旬]月(祝日および4、5、10、11月は営業)
料金
【乗船料】
[大人(中学生以上)]1,500円
[小人(小学生)]750円
※料金は変更になる場合あり
駐車場
なし
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
可(PayPay)
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
英語メニュー
なし
乳幼児の入店
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 桜が満開のときにまた訪問したいです
    4.0 投稿日 : 2021.04.10
    月桂冠の記念館からほんの少し南下したところに船着き場が有ります。残念ながらほとんど桜が散っていましたが、満開のときは大変美しい水路を進むのでしょうね。
  • 濠川沿いの良い雰囲気を味わえます
    3.0 投稿日 : 2020.03.14
    京都市伏見区にある濠川の弁天橋から発着する遊覧船です。弁天橋の近所には月桂冠大倉記念館や長建寺や辨天浜があります。もともとは、江戸時代に伏見からの酒や米などの搬出および旅客を大坂と行き来させるための輸送船としてはじまったものです。伏見十石舟は「ふしみじっこくぶね」と読みます。いつでも乗れるわけではなく運行期間があり、月曜日と冬場は運行してないみたいです。所要時間は50分くらいで、昼以...
  • オフシーズンでした
    3.0 投稿日 : 2020.02.11
    毎年3月下旬から12月上旬が営業期間のようで残念ながら船にはカバーがかかっていました。桜の季節にまた訪れたいです。

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アクセス

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最寄り

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