南禅院

寺院

亀山天皇の離宮跡に立つ「南禅寺発祥の地」とされる寺院

庭園は国の史跡および名勝に指定されている} 庭園は国の史跡および名勝に指定されている

鎌倉時代の第90代・亀山天皇は1289年(正応2)に当地におかれていた離宮で出家をして法皇となり、大明国師を招いて自らの離宮を禅寺に改めた。それが臨済宗南禅寺派大本山・南禅寺で、「南禅寺の発祥の地」とされる特別な場所だ。拝観順路に従って進んで行くと、目の前に周囲を深い樹林で包まれた池が現れる。池は2つに分かれていて、上池は「曹源池(そうげんち)」と呼ばれ、竜の形に造られた中央に不老不死の仙人が住むという「蓬莱島」があり、下池には「心字島」が設けられている。庭園奥には滝の石組が配置され、滝つぼに落ちる水音が心地いい。創建当初の庭園には、「吉野の桜」「難波の葦」「竜田の楓」などが移植され、「井手の蛙」も放たれたという。また、方丈は1703年(元禄16)、江戸幕府5代将軍・徳川綱吉の母、桂昌院(けいしょういん)の寄進によって再建されたもので、内陣中央には亀山法皇の木像が安置されている。庭園の東南隅には法皇の遺言によって分骨を埋葬した御廟があり、法皇がこの地を愛したことが感じられる。離宮当時の面影を残す、鎌倉時代を代表する庭園を心静かに巡ってみよう。

南禅寺の水路閣をくぐり、階段を上がったところに拝観受付がある} 南禅寺の水路閣をくぐり、階段を上がったところに拝観受付がある

背後の東山の一帯になった景観を楽しむことができる。亀山法皇の木像が祀られる方丈は外からお参りを} 背後の東山の一帯になった景観を楽しむことができる。亀山法皇の木像が祀られる方丈は外からお参りを

池の周囲を歩きながら鑑賞することのできる庭園。水面に木々の映り込む様子が美しい} 池の周囲を歩きながら鑑賞することのできる庭園。水面に木々の映り込む様子が美しい

スポット詳細

住所
京都府京都市左京区南禅寺福地町 map map 地図
電話番号
0757710365
時間
[12/1-2月末]8:40-16:30(最終受付16:10)
[3/1-11/30]8:40-17:00(最終受付16:40)
休業日
12/28-12/31
料金
【拝観志納金】
[一般]400円
[高校生]350円
[小・中学生]250円
駐車場
なし
車椅子での入店
可(建物内部(方丈のみ)備付の車イスに移って可)
乳幼児の入店
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

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アクセス

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最寄り

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