哲学の道

通り

琵琶湖疏水の分線に沿って続く京都屈指のさんぽ道

東山に沿って続く散策道。春の桜、夏の蛍、秋の紅葉、冬の雪景色など四季折々に美しい光景が広がり、道沿いには歴史ある社寺やカフェ・ショップが点在する。あちらこちらに寄り道をしながら散策を楽しみたい。

「哲学の道」はアップダウンが少ない歩きやすい道だ 「哲学の道」はアップダウンが少ない歩きやすい道だ

名前の由来は大正時代の哲学者

京都には歴史に彩られたロマンあふれる名をもつ散策道が多くある。その代表ともいえるのが「哲学の道」だろう。大正時代に活躍した京都帝国大学(現在の京都大学)の西田幾多郎(にしだきたろう)や河上肇(かわかみはじめ)、田辺元(たなべはじめ)らの哲学者が思想にふけりつつ歩いたことが名前の由来という。道に沿って続く琵琶湖疏水の流れを眺め、季節ごとに変わる風景を楽しみ、道沿いのベンチでひと休みを加えると端から端まで小一時間。なるほど考え事をするにはちょうどいい時間なのかもしれない。木々に包まれ癒やし効果も抜群だ。

西田幾多郎の歌碑。「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり」と刻まれている 西田幾多郎の歌碑。「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり」と刻まれている

四季折々に楽しめる美観が魅力

「哲学の道」は銀閣寺の参道にある「銀閣寺橋」と、熊野若王子神社の近くにある「若王子橋」を結ぶ約1.5kmの道である。琵琶湖疏水に沿って南北に蛇行しながら続き、北からでも南からでもどちらからでも歩くことができる。春には日本画家・橋本関雪の妻・米子が1921年(大正10)に植えた「関雪桜(かんせつざくら)」をはじめ、しだれ桜や山桜がつくる桜のトンネルが出現する。疏水の川面に流れる花びらも風情がある。桜シーズンが終われば新緑・紅葉・雪景色とその魅力は尽きることがない。観光客のみならず京都市民からも愛される道として、建設省(現国土交通省)が認定する「日本の道百選」に選定されている。

北の起点となる銀閣寺橋。周辺にはショップやカフェが並ぶ 北の起点となる銀閣寺橋。周辺にはショップやカフェが並ぶ

南の起点となる若王子橋。永観堂からも近い 南の起点となる若王子橋。永観堂からも近い

寄り道をしながら周辺散策を楽しむ

「哲学の道」沿いには足を運びたい社寺史跡が点在している。北に進めば東山文化の象徴「銀閣寺」や日本画家・橋本関雪の美意識が集結した「白沙村荘橋本関雪記念館」がある。また道の途中からは趣ある茅葺き門が出迎えてくれる「法然院」や、狛ネズミが愛らしい「大豊神社」へもアクセス可能。南は永観堂、南禅寺にも歩いて行ける。西に向かえば白川通を越えた先に真如堂、金戒光明寺、岡崎神社などがあり、こちらも徒歩圏内。一日ゆっくりと時間をとって巡るのがおすすめだ。

道しるべを頼りに寄り道を楽しもう 道しるべを頼りに寄り道を楽しもう

初夏には疏水に舞うゲンジボタルを見られることでも有名だ 初夏には疏水に舞うゲンジボタルを見られることでも有名だ

スポット詳細

住所
京都府京都市左京区

情報提供: ナビタイムジャパン

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