昭和新山
山
昭和に誕生した生まれたての隆起型火山
洞爺湖有珠山(とうやこうすざん)ジオパーク内、壮瞥町(そうべつちょう)にある「昭和新山」は、国の特別天然記念物にも指定されている火山。噴気を上げている雄大な山を間近で見ることができる。もともとは平坦な麦畑だったが、1943年(昭和18)の地震から始まった噴火活動により隆起してできた。その誕生を見守り続けたのが、地元の郵便局長だった三松正夫さんだ。地震発生から噴火、活動が止まるまでを独自の観測方法で記録。のちにこれは「ミマツダイヤグラム」と命名され、貴重な資料として評価された。また、三松さんは火山の保護と家や畑を失った住民支援のため、火山となったこの土地を買い取った。現在も昭和新山は三松家の私有地であり、これは世界的にも珍しいといわれる。昭和新山のふもとには、三松正夫記念館があり、資料や写真などが展示されている。駐車場の周りには、有珠山ロープウェイ、昭和新山熊牧場などの観光施設もある。
スポット詳細
- 住所
- 北海道有珠郡壮瞥町字昭和新山
- エリア
- ニセコ・洞爺湖エリア
- 駐車場
-
あり
※有料
【地域美化活動協力金】
[二輪車]200円
[普通自動車]500円
[マイクロバス]1,000円
[大型バス]2,000円
情報提供: ナビタイムジャパン