サロマ湖展望台
道内最大の湖・サロマ湖を一望できる展望スポット
砂利道を抜けたところにある絶景の展望台
サロマ湖展望台は、北海道一の面積を誇るサロマ湖を一望できるビュースポット。国道238号・オホーツクラインを進み浪速(なにわ)から、看板を目安に林道に入る。途中から、細い砂利道に変わるので注意しながら進もう。駐車場で車を降りると、展望台まではあとひと息。なお展望台内にはトイレがないので、駐車場で済ませるのがいい。「展望台までの最後の階段が辛い」という人もいるので、覚悟して歩いていこう。展望台には無料の双眼鏡が設置されており、オホーツク海とサロマ湖を区切る細い砂州までバッチリ見える。この砂州には「ワッカ原生花園」が広がっている。
冬はスノーシュー登山で展望台へ向かおう
サロマ湖展望台までは、登山道も整備されている。登山口は「道の駅 サロマ湖(西登山口)」と「浪速(東登山口)」の2か所があり、1時間ほどの道のりだ。幌岩山は、標高376mの低山。急な場所には階段や手すりが整備されているので、子どもでも登山がしやすい。冬場になると、スノーシューでの登山が人気。この時期の展望台からは、氷結したサロマ湖やオホーツク海に浮かぶ流氷といった、冬ならではの美しい光景が楽しめる。なお車が通る林道は、冬期は閉鎖。その期間は自動車でのアクセスはできないので注意しよう。
近隣にある夕陽の景勝地にも足を運んで
キムアネップ岬もサロマ湖観賞にはおすすめスポットだ。展望台からは、林道を富武士方面に降り、サロマ湖沿いに進めば車で20分ほどの距離。「サロマ湖にテラスのように突き出た岬」といわれ、遊歩道が整備されている。海水と淡水の混じる汽水湖のサロマ湖からは、潮風が漂ってくる。キムアネップ岬には、塩分の強い湿地でも育つサンゴソウの群落がある。その名のとおりサンゴに似た植物で、秋になると赤く色づく。近くにある能取湖の群落が有名だが、こちらもなかなかの美しさだ。岬にはキャンプ場があるが設備はシンプル。近くにスーパーなどはないので、食材はキャンプ場に入る前に調達を。夕日の景勝地として知られるが、サロマ湖から昇る朝日も美しい。宿泊を決めたら、翌朝は早起きしよう。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン