島武意海岸
積丹ブルーがすぐ目の前に。日本の渚百選にも選ばれた海岸
トンネルを抜けると……鮮やかな海!
国道229号から道道913号の入舸(いりか)地区に入ると、島武意海岸の入り口の駐車場に到着する。駐車場に到着しても海は見えず、不思議な小さなトンネルがあるだけ。ここが島武意海岸の展望デッキへの入り口となる。細くて暗いトンネルを恐るおそる抜けると、まぶしい日の光のなか、目の前に現れるのが島武意海岸の絶景。この感動はなかなかほかでは味わえないものだ。展望デッキからは「日本の渚百選」にも選ばれた海岸が見渡せる。ここから下の海岸まで下りていくことができるが、かなり急で足元も険しいので、サンダルやヒールはおすすめしない。
3つの展望台へ続く遊歩道
島武意海岸の駐車場を起点に、海岸沿いの展望スポットを巡る「積丹岬自然遊歩道」がある。3か所すべてを制覇すると、往復で4km近くになるうえ、急こう配になっている場所もあるため、歩く場合はトレッキングスタイルで挑戦を。最初のスポットである「積丹岬灯台展望台」までは、約15分。さらに30分ほど歩くと、「笠泊展望台」がある。そこから15分ほど歩くと、ゴール地点の「女郎子(じょろっこ)岩」が見える展望台に到着する。
女郎子岩にまつわる「シララ伝説」
神威岬の神威岩と同じく、女郎子岩には源義経に恋をしたアイヌの娘の伝説が残っている。兄の源頼朝に追われ、奥州からこの入舸にたどり着いた義経は、この地のアイヌの首長の娘であるシララと恋に落ちる。しかし、大陸へ渡る野望が捨てきれなかった義経は、満月の夜に家来とともに密かに旅立ってしまう。それを知ったシララが絶壁の上から、遠のく船を見つめ、立ち尽くしたまま泣き続け、それが女郎子岩になったと伝えられている。
スポット詳細
- 住所
- 北海道積丹郡積丹町入舸 地図
- エリア
- 積丹・余市エリア
- 電話番号
- 0135443715
- 休業日
- 無休
- 料金
- 無料
- 駐車場
- あり(80台)
- 備考
- https://www.kanko-shakotan.jp/(一般社団法人積丹観光協会HP)
情報提供: ナビタイムジャパン