集落 荻ノ島
まるでタイムスリップ!?日本人なら一度は訪れたい茅葺き屋根の里
荻ノ島の次の世代を担う、若き移住者に案内をしてもらった
案内をしてくれたのは荻ノ島に移住して5年目になる橋本さん。大学在学中にインターンシップでこの地を訪れ、その魅力にとりつかれ移住を決めた。今は荻ノ島の文化や伝統を残すためにクラウドファンディングを立ち上げるなど精力的に活動している。その昔、茅葺き屋根の葺き替えは村人が力を合わせて行っていた。しかし、この荻ノ島地区では、高齢化と人口の減少による担い手不足から、村人による葺き替え修復の道は閉ざされてしまった。その状況をなんとかしたいと手を挙げたのが橋本さん。移住してすぐに茅葺き職人に弟子入りし、葺き替えの技術を学んだ。今では小規模な修復であれば、1人でこなせるようになった。
茅葺きの古民家は吹き抜ける風が心地いい
橋本さんから話を伺ったのは荻ノ島地区で管理する「荻の家(おぎのや)」。30年ほど前に建てられた茅葺きの宿で、一棟貸しもしており都会からの家族連れなどに人気がある。隣にはひと回り小さい茅葺きの宿「島の家(しまのや)」もある。宿泊は予約必須で、備え付けのBBQセットも使用できるほか、ケータリングも可能。また、このあと紹介する「じょんのび村」の温泉チケットが利用者特典として用意されている。
田んぼの真ん中で非日常を感じる
車で訪れる際は村の入り口にある専用の駐車場に停め、村人に迷惑がかからないよう歩いて巡ろう。集落の道は環状になっており、ゆっくり歩いても30分ほどで一周できる。視覚、聴覚、嗅覚などすべての感覚を研ぎ澄ませながら歩くのがおすすめ。ふだんは感じることのできない色や音、匂いに身を委ね、心を開放してみよう。気づくのがその静けさ。少し小高い丘の上にあるため車の走行音もほとんど聞こえない。
茅葺きの屋根裏をのぞける温泉でリラックス
帰りは荻ノ島から車で5分のところにある「じょんのび村」に寄るのがおすすめ。施設内には温泉、宿泊施設、食事処、土産屋などがある。じょんのび温泉「楽寿の湯」では日帰り入浴が可能。内風呂から天井を見上げると茅葺き屋根の屋根裏を表現した見事な木組みが目に入る。太い梁、さらに広い空間を支えるツカ(縦の細い梁)とヌキ(縦の細い梁)で構成された複雑な構造は、豪雪を耐えるための知恵と工夫が詰め込まれた職人の技術の結晶。
スポット詳細
- 住所
- 新潟県柏崎市高柳町荻ノ島 地図
- エリア
- 長岡エリア
- 電話番号
- 0257413252
- 休業日
- 不定休
- 料金
-
【1棟貸し】
[萩の家(定員9名)]38,000円(税込)
[島の家(定員6名)]26,000円(税込)
※食事別、他雑費あり - 駐車場
- あり(6台)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- あり
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
-
- 集落センターでこの地域の観光情報をGET
- 外部からの侵入者に対応するために、水田を取り囲んで、家々が水田の周りに環状に建てられている集落。数戸はいまだに茅葺である。そのうち2戸は宿泊施設になっている。集落センターで荻ノ島の風景を題材にしたスケッチ画の絵葉書を500円で販売している。ここで作った米が縁で横浜市にある社会福祉法人ル・プリの施設のワーク中川との交流がある。集落センターでこの地域の観光情報をたくさんもらい、10月に行われる「狐の夜...
-
- かやぶきの家で囲炉裏を囲みのんびりと宿泊
- 荻ノ島の環状集落を形作るうちの二棟は、「荻ノ島ふるさと村組合」が管理する一棟貸しの宿となっています。二度目の宿泊である今回は、気心の知れた仲間8人で定員9名の「荻の家」に宿泊しました。アウトドア系の遊びにめっぽう強いメンバーなので自炊はいか様にもなる気軽さな上、「荻の家」の台所設備はかなり充実していて、数多くの鍋、ザル、まな板、包丁、皿のほか調理、食事に必要なものは十分にあります。但し、食材関係は...
-
- 季節によるかな
- わざわざ行くことはないがそばまで行った時には行っても良いと思います。(駐車場も6-7台はあります)自分が行った時には田園が見事に色着いていたのですがそれが無かったら魅力は半減しそうです。かやぶきの建物も新たに復元した建物が多い感じで集落全てがかやぶきというわけではありません。(実際に生活している村ですから住民への配慮も必要です。)一周ゆっくり歩いて30分もあれば回れますので興味のある方...
TripAdvisorクチコミ評価
もっと見る