尾瀬三郎像
悲恋の物語に思いを馳せよう
奥只見湖西端の丘にそびえる立像。平安時代、御妃をめぐる平清盛との恋の鞘当てから都を追われ、ここ魚沼市(旧・湯之谷村)で最期を遂げた尾瀬中納言三郎房利を祀っている。都を去る際、御妃から渡された虚空蔵菩薩像を生涯肌身離さず持っていたことから、菩薩を抱えた姿で建てられた。毎年7月下旬には供養祭が行われ、花火の打ち上げや灯篭流し、盆踊りなどが催される。漆黒の湖面に映る花火は悲しい恋物語を偲ぶ幻想的な光景だ。
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情報提供: ナビタイムジャパン