金蔵寺
紅葉の穴場としても人気の桂昌院ゆかりの寺
洛西の小塩山中腹に佇む天台宗の山寺。奈良時代、元正天皇の勅願で創建された。現在の姿は応仁の乱で焼失した後、江戸時代に入って徳川綱吉の母・桂昌院により再興されたもの。山の斜面に建てられた堂宇からは京都盆地が一望できる。大野原神社などから約2.7kmほどの遊歩道が整備されているが、最後1kmは軽い登山のような急な山道。紅葉の穴場としても知られており、普段はひっそりとした境内も見頃になると大勢の参拝客が訪れる。