落合宿本陣
一般公開もされている当時の面影を残す本陣
美濃路の最東端、江戸から44番目の宿場地である「落合宿」の本陣。文化元年(1804)と文化12年(1815)の二度にわたって大火に見舞われたが、その3年後に復興され当時の面影を現代に伝えている。中山道の1/4に相当する「岐阜県十七宿」で唯一現存する本陣だ。道から見て左手に建つ本陣門は、ここを常宿としていた加賀前田家から寄進されたものと伝えられている。毎週日曜には無料でボランティアガイドも行っており、姿見の障子や殿様が危機から逃れるために使った抜け穴などの案内を受けることができる。