南部せんべい乃巖手屋本店

今もお婆ちゃんの温かさを感じられる「南部せんべい」の聖地

店内正面には創業者小松シキお婆ちゃんの人形が。おおば比呂司氏が描いたこのお婆ちゃんの絵で「巖手屋」を知っている人も多いのでは？

JR二戸(にのへ)駅から徒歩7分、商店街を抜けた先にあるのが、お婆ちゃんの「南部せんべい」として知られる「巖手屋」の本店だ。近くに旗艦店「北のチョコレート工場&店舗 2door」や「小松シキ・記念館」などがあるため、本店を訪れるのは観光客よりも昔から通う近所の人が多いという。店に入ると、1枚ずつ煎餅を焼くお婆ちゃん人形が迎えてくれる。本店には、地元客向けに贈答用の詰め合わせなどの商品が豊富で、特に人気なのは直営店と通販でしか買えない「干支セトラ」3,033円。いかや納豆、まめごろうなど、バラエティに富んだ12種類の「南部せんべい」の詰め合わせだ。ほかに本店ならではなのが、ワケありの「南部せんべい」をお得に購入できる、その名も「自家消費用」。工場で生じた割れ煎餅で、1袋248円とお財布にうれしい価格。もちろん味はまったく変わらない。ただし、必ず置いてあるとは限らないので、見つけたら即買いがおすすめだ。店内には囲炉裏があり、客はここに腰掛けて「南部せんべい」をほおばりながら世間話に花を咲かせるという。懐かしい近所の菓子店の風景が残るほっこり温かいお店だ。

ワケあり「南部せんべい」の袋詰め「自家消費用」。どの種類の「南部せんべい」があるかは、行ってからのお楽しみ

店内の囲炉裏端においてあるごま煎餅を模した「せんべいざぶとん」1100円は、巖手屋のオリジナルグッズ。本当に薄い座布団だ

巖手屋がまだ小松製菓店の屋号だったときから本店があった場所に立つ。「北のチョコレート工場&店舗 2door」は、ここから車で3分ほど

スポット詳細

住所: 岩手県二戸市石切所字前田41-1 地図
エリア: 八幡平・安比高原エリア
電話番号: 0195232209
時間: 9:00-17:00
休業日: 水、土、日、元旦
駐車場: あり(5台)
クレジットカード: 可(VISA、MasterCard、JCB)
電子マネー/スマートフォン決済: 可(Suica、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、au WALLET、PayPay、楽天ペイ、d払い、auPAY)
Wi-Fi: なし
コンセント口: なし
喫煙: 可
平均予算: 【昼】1,001-3,000円
滞在目安時間: 0-30分
車椅子での入店: 可
乳幼児の入店: 可
雨の日でも楽しめる: はい