女人道
通り
女性信仰者が歩んだ高野山の峰々をたどる巡礼路
明治時代後期まで、女性の入山を禁じていた高野山。かつて女性巡礼者は、奥之院を中心に周囲の山々をハスの花びらに例えた「八葉蓮華」の厳しい峰々をたどって信仰を深めたという。その八葉蓮華の道のりが「女人道」として今も残り、現在はハイキングコースとして親しまれている。「高野七口」と呼ばれる7つの高野山の入り口をたどる女人道は、約17kmに及ぶ。片道20-30分で女人道の一部分を歩くこともできるため、「女人堂」跡を目印に訪れよう。大門から弁天岳へ向かう道ぞいの「大門口女人堂跡」を経て弁天岳山頂の「嶽弁才天社」を目指すルートには、多くの鳥居が立ち並ぶので、風情ある景色を楽しみながら歩こう。大門より100mの標高差がある弁天岳では、木々の間から見える開放的な景色が美しい。不動坂口女人堂を目指すルートにもつながっていて、比較的険しい道のりとなるため、歩きやすい靴と服装で向かおう。
スポット詳細
- 住所
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和歌山県伊都郡高野町高野山
地図
- エリア
- 高野山・龍神温泉・九度山エリア
- 休業日
- 無休
- 料金
- 無料
- クレジットカード
- 不可
情報提供: ナビタイムジャパン