新さっぽろサンピアザ水族館
200種類の魚や生き物を飼育。コンパクトな都市型アクアリウム
約40年前に副都心に誕生した街のなかの水族館
1975年(昭和50)から札幌市の副都心計画に基づいて開発が進められていた新札幌エリア。1977年(昭和52)にショッピングセンターがオープンし、その後地下鉄東西線新さっぽろ駅も開業。周辺には体育館や青少年科学館、百貨店といった施設が次々に建てられた。サンピアザ水族館もその1つで、1982(昭和57)4月に開館。海のない札幌に水族館を造り、子どもをはじめ市民に喜んでもらいたい、という想いで設立された。東京のサンシャイン水族館に次いで、国内で2番目に誕生した都市型水族館といわれている。地下鉄駅はもちろん、JR新札幌駅やバスターミナルからも近く、アクセスも良好。さらに屋内施設であるため、雪が降る冬も市民や市内の小学生たちがよく訪れている。複合商業施設と隣接しているので、買い物のついでに立ち寄る人も多い。
世界の海からやってきた生き物たちが大集合
小さめの都市型水族館であるものの、館内で飼育している生物は約200種もいる。近海はもちろん、南の海の海水魚や甲殻類がいるほか、珍しい淡水魚、ペンギン、ゴマフアザラシ、コツメカワウソも飼育。1階には、暖かい海に生息する魚や、怖い顔をしたオオカミウオといった北海道周辺の寒い海にいる魚、サンゴ礁の海で暮らすカクレクマノミなどカラフルな魚たちのコーナーがある。中央の部分には、開館30周年の際に設置された大きな回遊水槽があり、多種多彩な約2000匹の魚たちが泳いでいる。日曜、祝日にはこの回遊水槽で「マリンガールの餌付けショー」も行われる。11~16時のうち1時間ごとに実施。また、ヒトデや小さな貝、カニなどを、直接手で触れる「タッチングプール」もあり、子どもたちに大人気だ。
珍しい魚やコツメカワウソ、ペンギンも。趣向を凝らしたイベントも実施
2階には、元気な3兄弟のコツメカワウソや人気者のゴマフアザラシが飼育されているほか、2019(令和元)の夏に改装したペンギン広場には、たくさんのケープペンギンがいる。毎年のようにペンギンの赤ちゃんが誕生しており、親しみをもってもらえるよう名前を一般から募集しているそう。このほか、南米やアフリカなどからやってきた色や形の珍しい魚たちも展示。川と湖の魚のコーナーでは、鮭やサクラマス、いわな、オショロコマのほか、幻の魚といわれるイトウの姿も見られる。出口のそばにある売店「MARINE SHOP(まりんしょっぷ)」には、海の生き物たちをモチーフにしたぬいぐるみやアクセサリーなどが並んでいるので、ぜひお土産に。また、かわいい魚と一緒に記念撮影をできる撮影水槽もある。水族館では、来館者に楽しんでもらえるよう年間を通じてさまざまな特別企画展示やイベントを行っている。夜の水族館探検など、興味深いものがそろっているので、都度ウェブサイトでチェックを。
スポット詳細
- 住所
- 北海道札幌市厚別区厚別中央2-5-7-5 地図
- エリア
- 札幌郊外エリア
- 電話番号
- 0118902455
- 時間
- 10:00-17:00(入館は16:30まで)
- 休業日
- 無休
- 料金
-
【入場料】
[大人]1,000円
[子供(3歳以上中学生まで)]400円
[高齢者(65歳以上)者]720円 - 駐車場
-
あり(1,000台)
※サンピアザ駐車場ご利用で2時間無料 - クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 平均予算
- 【昼】1,001-3,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可(館内バリアフリー、エレベーター、身障者用トイレ)
- 乳幼児の入店
- 可(おむつ交換台)
情報提供: ナビタイムジャパン