南湖公園

公園/緑地

1801年(享和元)に誕生した日本初の庶民のための公園

JR白河駅から南へ約3kmのところにあり、面積は約40万平方メートル。湖周は約2.5kmと、ちょうどいいお散歩コース} JR白河駅から南へ約3kmのところにあり、面積は約40万平方メートル。湖周は約2.5kmと、ちょうどいいお散歩コース

国の史跡・名勝に指定されている南湖は、江戸幕府の立て直し策のひとつ「寛政の改革」を主導し、12代白河藩主であった松平定信が造り上げた公園だ。「士民共楽」の理念のもと、公園には塀や柵がなく、武士も庶民も分け隔てなく訪れることができるよう設計された日本初といわれる公園である。現在も「南湖公園」として市民に親しまれ、南湖の名は唐の詩人・李白の詩「南湖秋水夜煙無」から取ったとも、また居城である小峰城の南に位置することから命名したとも伝えられている。湖水は灌漑用水として、白河藩の農作物の栽培にもおおいに利用されたが、現在は春の桜、秋の紅葉など四季折々の自然と水が織りなす景観の美しさで知られている。湖周には「南湖十七景」と称される絵になるスポットがあるほか、定信を敬愛した渋沢栄一が創建した南湖神社、名物「南湖だんご」を楽しめる茶屋やレトロなカフェなどが点在する。晴れた日には湖から那須連山の眺望もすばらしい。また定信が庶民とともに月見を楽しんだといわれる「共楽亭」の茶室も残されている。公園の南には白河ラーメンの名店が並ぶ「ラーメン街道」(県道289号線)が東西に走り、帰りに立ち寄ってみるのもおすすめ。

定信が建てた茶亭「共楽亭」は8畳2間の造りだが、間には鴨居や仕切りがなく16畳1間に見える。ここにも定信の理念が見て取れる} 定信が建てた茶亭「共楽亭」は8畳2間の造りだが、間には鴨居や仕切りがなく16畳1間に見える。ここにも定信の理念が見て取れる

夏はスイレン、秋は紅葉、春は湖岸の桜が必見で、定信によって植えられたと伝わる樹齢200年の楽翁桜(らくおうざくら)もある} 夏はスイレン、秋は紅葉、春は湖岸の桜が必見で、定信によって植えられたと伝わる樹齢200年の楽翁桜(らくおうざくら)もある

湖畔にある「花月」は南湖で最も古い店で、毎日手作りの「南湖だんご」を提供する。街道を行く旅人はこれを楽しみに立ち寄ったという} 湖畔にある「花月」は南湖で最も古い店で、毎日手作りの「南湖だんご」を提供する。街道を行く旅人はこれを楽しみに立ち寄ったという

スポット詳細

住所
福島県白河市南湖 map map 地図
電話番号
0248236888
時間
終日開園

【南湖公園翠楽苑】
[4-11月]9:00-17:00(最終受付16:30)
[12-3月]9:00-16:30(最終受付16:00)

【花月】
9:00-売り切れ次第終了
休業日
無休

【南湖公園翠楽苑】
[12-2月]第2水
[3・7月]第2水、木(祝の場合は翌日)

【花月】
不定休
料金
無料

【南湖公園翠楽苑】
[大人]350円
[中高生]170円
駐車場
あり(無料)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
平均予算
【昼】1-1,000円
滞在目安時間
60-120分
雨の日でも楽しめる
はい
備考
【花月】福島県白河市南湖2

※電話番号は翠楽苑に繋がります。

情報提供: ナビタイムジャパン

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最寄り

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