鉄の歴史博物館
「菅谷たたら山内」とあわせて訪れたい
日本で唯一、たたら製鉄の建物である高殿が残る「菅谷たたら山内」から車で数分。菅谷の高殿を運営していた田部(たなべ)家がある吉田は、長い歴史をたたら製鉄とともに歩み続けてきた町。その田部家の近くにある「鉄の歴史博物館」は、「菅谷たたら山内」を訪れる前に立ち寄っておきたいスポットだ。古民家の風情が残る館内には、たたら製鉄の歴史や技術、技術者・労働者である「たたら師」たちが使っていた道具、彼らの暮らしぶりなどを展示。1970年(昭和45)制作のたたら製鉄の記録ビデオ「和鋼(わこう) 風土記」(「日本鉄鋼協会」の復元操業のようすを記録。上映時間30分)の放映も行っている。さらに「村の鍛冶屋」のコーナーでは、鉄から道具が作られる過程をリアルな人形で教えてくれる。「人々が鉄にどう関わり、鉄がどのように流通し、いかにして鉄を道具に変えていったのか」などがよくわかり、たいへん興味深い。なお、館の一角にある「内藤伸記念館」では、この地が生んだ彫刻界の巨匠・内藤伸(ないとうしん 1882~1967年)の作品や愛用品を展示している。
スポット詳細
- 住所
- 島根県雲南市吉田町吉田2533 地図
- エリア
- 奥出雲エリア
- 電話番号
- 0854740043
- 時間
- 9:00-17:00(入館は16:00まで)
- 休業日
- 月(祝の場合は翌日)
- 料金
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【入館料】
[一般]520円
[小・中学生]260円
※団体割引あり(20名以上) - 駐車場
- あり
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 30-60分
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- たたら製鉄の歴史を学べます
- このあたりの土地で盛んだったらたたら製鉄について深く学べます。VTRに凝縮されています。当時使われた物も見ることができます。
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- たたら山内の後見学すると理解が深まる
- 本物の「高殿」を見学し、よく理解した後、工程のビデオを見れた。順番は、逆でもよいが、必ずセットで見学すべき。日本刀の基である鋼の原点をみれる。
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- 出雲には、日本有数の製鉄工場があったんだ
- 出雲、伯耆は、神話の国、ところが、近代西洋製鉄の始まる前は、最先端、最高の製鉄工場があった。 『たたら』製鉄、砂鉄を多く産出し、炭を使うのに、林材も豊富なかったどから、この中国地方が、日本の製鉄のメッカ。 雲南市吉田町は、そのたたら製鉄の大経営主 田辺家により 製鉄企業城下町と栄えてきたらしい。その吉田の町並みの一角に、鉄の歴史博物館がある。 たたら製鉄の製法、企業としての分業の発達 詳...
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