夕鶴の里
民話『鶴の恩返し』発祥の地を知る資料館
民話『鶴の恩返し』を開山縁起として伝えられる鶴布山珍蔵寺(かくふざんちんぞうじ)の近くにある夕鶴の里は、民話を後世に残していくことを目的とした施設で「語り部の館」と「資料館」からなる。民話はテレビのない時代、農家が夜にいろりを囲んで語っていたという。語り部の館では予約なしで『鶴の恩返し』『白竜湖の琴の音』『真心の一文銭』『十二支ばなし』『くもとはち』など、およそ30の民話や昔話を聞かせてくれる。語ってくれるのは地元の「民話会ゆうづる」の会員13人で、ゲストの希望や好みにあわせて話を選んでくれる。リズムカルな方言で奏でる民話は、聞いていて心地よく自然と引き込まれていくと好評だ。1人でも利用可能。また資料館には、『鶴の恩返し』の原型となった米沢藩の公式文書などが展示されており、発祥の地であることを伝えている。ほかにも資料館がある一帯は南陽市内で最も絹糸の生産が盛んな地区で、輸出された絹糸が海外でも最高級の評価を受けていた様子が、臨場感をもって紹介されている。
スポット詳細
- 住所
- 山形県南陽市漆山2025-2 地図
- エリア
- 置賜エリア
- 電話番号
- 0238475800
- 時間
- 9:00-16:30
- 休業日
- 月(祝の場合は開館)、年末年始(12/29-1/3)
- 料金
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【入館料】
[大人]330円
[小人]110円 - 駐車場
- あり(30台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
- 【昼】1-1,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 語り部の口演にほっこり
- 赤湯温泉に宿泊した折に、民話「鶴の恩返し」を語り部が土地の言葉で話してくれるということで訪ねた。製糸工場で使われていたまゆ蔵”を利用してつくられた資料館には、民話の映像や古くからの蚕糸業に関する資料、戯曲「夕鶴」関連の資料などが展示されている。ひととおり資料館を見てから、語り部の館のホールに案内されたが、コロナ禍のウィークデーとあって観客は僕ら夫婦だけの貸切状態。訥々した地元言葉で話す語り部の口演...
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- 鶴の恩返し発祥の地
- 南陽市の西部、漆山地区を流れる織機(おりはた)川のそばに、古くから民話「鶴の恩返し」を開山縁起として伝承している鶴布山珍蔵寺があり、この地域に口伝えで残されてきた鶴の恩返しをはじめとする多くの民話を、これからも伝えていくために夕鶴の里資料館、語り部の館がつくられ、多くの観光客を楽しませてくれるところです。館内は、バリアフリー対応。スロープや多目的トイレ、障害者等用駐車区画も完備。事前予約で、機織の...
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- 語り部の方の民話は、すばらしい
- 何年か前に、友人と一度訪れたことがあったが、今回も赤湯温泉に泊まって、翌朝一番に再訪。今回は、家内も同行.前日午後に訪れたが、時間が遅く改めての訪問となったもの。お話頂いたのは、先回と同じ[鶴の恩返し]だったが、やわらかな土地のことばに乗せて語られる物語は、何度聴いても心に沁みる。資料館の方のご説明によれば、ふるさとに伝わる民話を、地域の方々が集まって後世に伝える活動をしておられるとのこと...
TripAdvisorクチコミ評価
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