千光寺公園

公園/緑地

千光寺山の公園を散策し、「文学のこみち」を訪ねよう

町の中心にそびえる千光寺山中腹にある千光寺公園は、尾道を訪ねたら絶対にはずせないスポットだ。桜の名所として春は特に観光客で賑わっている。園内にある尾道市立美術館では、年間を通して企画展が開催されている。

県外からも大勢の観光客が訪れる人気スポット} 県外からも大勢の観光客が訪れる人気スポット

ロープウェイに乗るか、歩いて上がっていこう

千光寺山頂上へは、長江口山麓駅からロープウェイに乗り、山頂駅まで約3分で到着する。ガイドさんの説明を聞きながらゆっくり上がっていくと、眼下には尾道水道の美しい景色が広がる。山頂にある、「千光寺頂上展望台PEAK」は、2022年3月29日にリニューアルオープンした。足に自信があるなら、歩いて山頂を目指してもいい。尾道駅北側から古寺巡りルートに沿って行くか、または千光寺新道や千光寺道を通るなど、いろいろなルートがある。

2003年(平成15)安藤忠雄氏の設計によりリニューアルされた美術館} 2003年(平成15)安藤忠雄氏の設計によりリニューアルされた美術館

美術館入り口には名誉市民・小林和作画伯の像がある} 美術館入り口には名誉市民・小林和作画伯の像がある

お寺の敷地が人気の公園に

1894年(明治27)、当時の千光寺住職により公園の設置が企画され開発、1903年(明治36)寺領の敷地を尾道市に寄贈し、1905年(明治38)に完成、「千光寺公園」と命名された。「日本さくら名所100選」にも選ばれた公園内には、ソメイヨシノ、枝垂れ桜、八重桜など約1500本の木があり、春には花見客で賑わう。夜、ぼんぼりの灯りに照らされて眺める桜も格別の風情がある。園内には「文学のこみち」や「尾道市立美術館」があり、一年を通して楽しめる人気の観光スポットになっている。

千光寺本堂。本尊の千手観世音菩薩は33年に一度開帳される} 千光寺本堂。本尊の千手観世音菩薩は33年に一度開帳される

千光寺本堂からの眺めは尾道を代表する景色

ロープウェイ山頂駅から文学のこみちに沿って、坂道や石段を下りて行くと鮮やかな朱色のお堂が見えてくる。千光寺山中腹に、山肌に貼りつくように建つ千光寺本堂は、806年(大同元)創建と伝わる名刹。本尊千手観世音菩薩は聖徳太子作と伝えられ、33年に一度開帳の秘仏だ(次の開帳は2045年)。その東側には鐘楼があり「音に名高い千光寺の鐘は一里聞こえて二里響く」といわれ、鐘の音は「日本の音風景百選」に選ばれていて、今も毎日18時に市街地に鳴り響いている。眼下には町並みや尾道水道、さらに瀬戸内海の島々といった尾道を代表する景色が広がる。本堂と鐘楼の間には巨岩・玉の岩がそびえていて、その名のとおりかつては天頂部に光る玉があり、毎夜光を放っていたという伝説が残っている。

除夜の鐘としても親しまれ、「日本の音風景百選」にも選ばれている} 除夜の鐘としても親しまれ、「日本の音風景百選」にも選ばれている

高さ15mの巨岩・玉の岩。今も宝玉の代わりの玉が置かれている} 高さ15mの巨岩・玉の岩。今も宝玉の代わりの玉が置かれている

たった3分で山頂まで行けるロープウェイ。尾道の風景を満喫できる} たった3分で山頂まで行けるロープウェイ。尾道の風景を満喫できる

スポット詳細

住所
広島県尾道市東土堂町・西土堂町 map map 地図
エリア
尾道エリア
時間
[ロープウェイ]9:00-17:15
休業日
不定休
料金
無料(一部有料施設あり)

【ロープウェイ(片道)】
[大人]500円
[小人]250円

【ロープウェイ(往復)】
[大人]700円
[小人]350円
駐車場
あり(70台)
※有料(1回600円)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
あり(Free wifi)
コンセント口
なし
喫煙
滞在目安時間
30-60分
備考
0848-38-9184(尾道市観光課)
0848-36-5495(尾道観光協会)

情報提供: ナビタイムジャパン

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最寄り

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