都立 武蔵野公園
広々とした原っぱで遊び、野川の流れと緑に癒やされる
武蔵野の自然を残す、地域の人々が憩う公園
1964年(昭和39)に開園した武蔵野公園は、野川に沿って残る草原や雑木林を生かした、野趣に富んだ公園。隣接する野川公園や向かいの多磨霊園などと一体となって「武蔵野の森」を形作っている。正門と駐車場は公園の南側、東八道路(都道246号)に面したところにある。JR中央線武蔵小金井駅や京王線調布駅から路線バスを利用する場合は「武蔵野公園」バス停で下車。園内に入ってすぐのところにある「武蔵野の泉」は、ゴールデンウィークと夏休みに稼働し、子どもたちの水遊びの場として人気だ。
苗圃と雑木林を抜けて「はらっぱ広場」へ
「武蔵野の泉」の奥には、東京都の街路や公園用に樹木を育てる苗圃(びょうほ)が広がっている。トネリコ、サルスベリ、トチノキ、クヌギなど、その数は約80種7000本・株。サービスセンターに「樹木観察マップ」が用意されているので、それを参考にしながら散策を楽しむのも良いだろう。4月中旬には、園路沿いのサトザクラが見事な花のトンネルをつくる。
苗圃からさらに西へ進むと、広々とした草地が現れる。「はらっぱ広場」として開放されている草地は、ピクニックや子どもの遊び場に最適。休日には近隣の人々で賑わうほか、さまざまなイベントやお祭りが開催されることも。広場の南側にあるこんもりとした丘は「くじら山」と呼ばれ、子どもたちが楽しそうに走り回っている。
国分寺崖線と野川の流れに沿って歩く
公園の北側に沿うようにして、野川が東西に流れている。さらにその北側に続く崖は国分寺崖線(こくぶんじがいせん)といい、この地域では「ハケ」の名で呼ばれている。何万年もの昔に多摩川の浸食によってつくられた崖線は、武蔵野台地の地下水が湧き出す水の豊富な場所として知られる。これらの湧水が集まってできたのが野川で、世田谷区二子玉川で多摩川と合流するまでの約20kmを崖線に沿って流れている。
野川に沿って、遊歩道を東へと歩いて行こう。川の両岸にはシダレザクラやカエデ、ハナミズキの並木が続き、季節ごとに移り変わる風景を楽しむことができる。また野川や崖線周辺は、貴重な動植物の宝庫。水辺の生き物のほか、カワセミやカルガモなど野鳥の姿を見かけることも。川沿いの遊歩道は、西武多摩川線を挟んで隣接する野川公園へと続いている。時間が許せば、そのまま散策を続けるのも良いだろう。
スポット詳細
- 住所
- 東京都府中市多磨町2-24-1 地図
- エリア
- 多摩東部エリア
- 電話番号
- 0423616861
- 時間
- [サービスセンター]8:30-17:30
- 休業日
-
無休
[サービスセンター]年末年始 - 料金
-
[入園]無料
※一部有料施設あり - 駐車場
- あり(54台、内身障者用1台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり(Free Wi-Fi※管理所から約10m範囲のみ)
- 喫煙
- 可(喫煙所はなし、携帯灰皿持参の上、周りに配慮をお願い致します。)
情報提供: ナビタイムジャパン
アクセス
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